3月1日の股割り練習会は、股関節屈曲運動で体幹をまとめてから開脚前屈で股関節の動きを滑らかにした。股関節の屈曲運動は、広背筋と脊柱起立筋を活性化させることを目的にした。股関節の動きを滑らかにするためには体幹を正しく保持しなければならない。しかし、肝心の脊柱起立筋の作用不足で体幹を正しく保持することが難しい。そうすると股関節を動かそうとしても腰の動きになって効果的な股関節トレーニングができない。今回は基本に立ち返って脊柱起立筋が作用する体幹のポジションを保持することに集中した。
股関節の屈曲運動をするときに上半身だけが移動している方が多い。体幹全体が移動するように仙骨のサポートを加えるとよい。仙骨をサポートすることより体幹のポジションを保持する感覚がわかりやすくなる。無理に股関節の屈曲可動域を稼ぐよりも体幹のポジションを保持して動ける分だけに留めるよう心掛けたい。
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