アラベスクと股割り動作 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

3月23日のラボに続いて、24日は技アリ企画「東京・構造動作トレーニング」で手足末端から股関節の動作をしっかりおこなった。トレーニングは、足指、スクワット、股割りの順。このところ効果を実感できるので、このトレーニングの流れに定着している。



トレーニングメニューの中で「股関節の屈曲動作」が難しく感じる。私はこの動作がそこそこできるようになってきたが、参加者は皆苦戦している。どうすればできるようになるのか?それは繰り返し股関節の動きを探るしかないと思う。やり方は、接地と体幹をキープして股関節を屈曲する。要は腰を動かさずに股関節を動かせばよい。言葉にすると簡単、実践してみると歯が立たないというシンプルな基本動作なのだ。これは、人のすべての動きにおいて重要な動作なのでコツコツとすすめてください。
 


25日は、東京・股関節トレーニングワークショップだった。この日は、東京マラソンということもあり街は賑わっていた。メニューは、マラソンにかけたわけではないが、フラット接地の機能回復訓練に時間をかけた。

フラット接地は、衝撃を和らげることができる接地、重心移動を滑らかに行うことのできる接地、股関節を滑らかに動かすことができる接地、という意味で私は考えている。

フラット接地をおこなうためには、それ相応の足の機能を備えていなければならない。ほとんどの参加者は足の機能低下が著しく機能回復をおこなわなければならない。まず、深部感覚を回復すること。そして、足の運動をとりもどすこと。足の土台は、安定していることが理想。快適な動作は安定した土台からでしか生まれない。ひづめオーナーの方は、ひづめをフル活用してください。
 

つづいて、個別レッスン。バレエのアラベスクの動作に注目して軸足をつくるための訓練に励んだ。アラベスクで脚を綺麗に上げようと、脚を上げようとすればするほどポーズが崩れる。これは、脚の機能が動作に対応できず軸足が安定しないのだ。足の機能回復が必要だ、まず、足関節の底屈を正確にできるようにする、つづいて、股関節の切り返しを正確にできるようにする。

バレエをやっている方は身体がやわらかい人が多い。身体のやわらかい人は、180度開脚ストレッチができても、股割りでおこなう股関節動作には全く歯が立たない。アラベスクの動作を解析すると、股割りでおこなう股関節動作が動作の要になっている。股割り、がんばってください!