股関節トレーニングで深部感覚アップ!スクワットと股割りと足指 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

今週もかなり冷え込んでいる。屋外に繰り出してトレーニングしようにも風が冷たすぎてギブアップ。ここのところ夏に向けて書籍や講座、新たな企画の打ち合わせをしている。何にしても要点を明確にするということが重要なのだが、それが難しい。きっとトレーニングも同じなのだと思う。頭の整理も必要だからレポートのつづき。

1/27takahiroラボ
1/28NHK青山教室「深部感覚」、朝日カルチャー新宿教室「スクワットの真実」、技アリ企画「股関節回転講座・東京教室」
1/29東京・股関節トレーニングワークショップ、虎の穴特訓

NHK青山教室「深部感覚」講座では、外反母趾の方が多いのでそのリハビリを兼ねて足の深部感覚を整えた。足のリハビリに限ったことではないが、外部から刺激を加え続けても完治しない。自らの動きで生じる内部の刺激を拾う習慣を身につけることが大切だ。



朝カル新宿教室は、フル・スクワットに挑戦!「しゃがむ」という至ってシンプルな動作を改めて見直してみることで発見がある。



技アリ企画「股関節回転講座・東京教室」は「趾レベルアップ」と「股割り教室」。足指から股関節の流れはトレーニング効果が高い!足指の感覚を敏感にしてから股関節の屈曲動作を重点的におこなった。股関節の屈曲動作は想像以上にできていない。しかし、足の土台が安定することで股関節にアプローチしやすくなるのだ。



東京・股関節トレーニングワークショップは、マラソン、ボクシング、トライアスロンと普段から走っている参加者が多かった。体幹と股関節のつながりを丁寧にアプローチし、その変化を実感することを重ねた。トレーニングというと体をいじめ抜くイメージが強いようだが、参加者たちは足が軽くなるという喜びをみいだしたようだ。



私は体をいじめるべきでないと考えている。精神的には厳しくても肉体を積極的に変化させることによって動きの滑らかさを得ることができる。それは、精神的にも快適さに繋がる。動きが滑らかになると精神と肉体のつながりも円滑にするものなのだと思う。



体は末端まで意識が届いている状態において快適に動作をおこなうことができる。股割りトレーニングは足の指先まで、手の指先まで、頭の指先まで意識を届けることが大切だ。



ワークショップ終了後は、個人指導で〆。動きを発展させることに苦戦している場合は、あれこれと工夫してみること。足のマッサージを加えながら四肢と体幹のつながりをアプローチしてみた。また、違う視点で動きの領域の向こう側をみることができる。より効率よくリハビリもトレーニング発展させたい。

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