2010年4月2日
前回、第19回のセミナーのとき、大変体の柔らかい人が参加して、見本となるような「立位体前屈」をえにし先生の指導で行った。
今回、第20回でも柔らかい人がいたのだが、柔らかい人が関節の動きがいいわけではないということをわたしはなかなかわからない。
「立位体前屈」の女性も、ふつうに手が床に着いてしまうが、股関節からの屈曲ではないためえにし先生が指導して写真のフォームまで持っていった。
股関節はともかく動く人だから、股割りトレーニングでその人が座布団で尻を高くしてやっているのを見て、そんな必要ないのではないかと思ったのである。
(骨盤おこしでは股関節が固い人は座布団を重ねて尻を持ち上げて骨盤が起きやすくして股割りを行う。)
ところがえにし先生は「この人は骨盤が後傾しているから」と言うのである。
見た目には後傾しているヒップにはみえないのであるが、えにし先生は坐骨結節の位置を確認するまでもなくそう言うのである。
以前日記で女性の骨盤の傾きを見た目で判断するのが難しい場合があると書いたが、相変わらず難しい。
それはともかく、股関節がきれいに畳めることと股関節から屈曲動作をしているのとは違うのだなあとあらためて思った。
柔らかい人は股関節を使わなくても前屈のような形がとれてしまうので、股関節を使うことを忘れているし、固い人(固めている人)は動かそうにも動かないので股関節を使わない。
でも本当はからだが固いとか柔らかいということはなく、股関節から動くという習慣が無くなってしまっていることが問題なのである。
「無くなってしまった」という表現をするのは赤ちゃんやこどもの頃には股関節をたくさん使っていたはずだからである。
今回のセミナーでも柔らかい人が参加していたが、腰割りのポジションをとるのに骨盤をおこすのに苦労していた。もちろん固い人も苦労するのであるが、余分な動きをしない(できない?)分、運動の方向性を理解するのは早いかもしれない。