骨盤がおきている選手と骨盤をおこしている選手/屈曲神経経路 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

4月28日は、構造動作トレーニングセミナーと趾(あしゆび)Level Upセミナーがありました。
今朝は、セミナーの効果が持続している。
ハムストリングの僅かな筋肉痛と趾(あしゆび)の小指と薬指が通っている。
MP関節の動きが良く、母趾球辺りの厚みが薄くなったような感じだ。

構造動作トレーニングセミナー

運動の鉄則は、末端を軽く。
ひざ関節については、やわらかく使うようにいわれるがなかなか難しい。
親指のブレーキを解除して、ひざをやわらかくする。

構造動作トレーニングセミナー

趾の屈曲、足関節の屈曲、ひざ関節の屈曲、股関節の屈曲、これらの屈曲神経経路が滞ることのない接地をつくる。
ストレッチ習慣が身に付いてしまうと屈曲神経経路は遮断される。
屈曲の伝達と伸展の伝達が交じり合い運動が混乱する。
神経経路を促通させることが大切だ。

構造動作トレーニングセミナー

構造トレーニングで行うドリルは、身体の基本ベースを高める訓練だ。
適切な身体の使い方を訓練するという考え方も間違いではないが、テクニックと混同してしまわないよう注意が必要だ。
基本ベースは自力、テクニックは技。
骨盤がおきている選手と骨盤をおこしている選手は違う。
数多くの技を増やすよりも、自力を高めることの方が重要だと考える。

構造動作トレーニングセミナー