趾(あしゆび)本の感想を頂きました/NHKの『地球に好奇心』のタラウマラ族の回 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

よし子からの連絡。
名古屋駅高島屋の書店で「趾でカラダが変わる」発見!
マラソンコーナーに平積みでした。
ようやく、名古屋にも入りました。^^

「股関節が硬い」徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座-趾でカラダが変わる 名古屋駅高島社

読者の方から感想を頂きました!
『BORN TO RUN』を読まれていて、もう一度NHKの『地球に好奇心』のタラウマラ族の回を見てみたいという男性の方からです。
NHKさん、是非お願いいたしますm(_ _)m

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『趾でカラダが変わる』では、私の場合、「前重心」と「カンペル平面」が大きな衝撃でした。
カンペル平面を維持した歩行とはつまり出来るだけ遠くを見渡すのに適した歩き方です。
やってみてそう確信しました。
そしてカンペル平面を維持して歩くと、自然と前重心へと誘導されるような気がします。まだまだなんちゃって前重心かもしれませんが。
約一万年前に農業が発明される以前の人類は何百万年もの間、日々遠くにある食料や資源を探し求めて長時間歩いたり走ったりしていたわけで、その時の姿勢は好むと好まざるとに関わらずカンペル平面を維持したものにならざるを得なかったはずです。。
カンペル平面を維持した人を見ると、誰もがプラスの印象を持つのは、その姿勢は生きていくためにはとても重要だということを、誰もが無意識のうちに本能で知っているからでしょう。
カンペル平面を維持した歩行の始まりを、人類が二足歩行を始めたと言われる600百万年前だとすると、それだけ長く人類が慣れ親しんできた歩行スタイルを急に変えるのは非常に無理があるとしても不思議ではないと思います。
私の仮説は、後ろ重心の原因は、人類が遠くよりも近くを見て生活するようになってきたためにカンペル平面維持歩行をしなくなり、その姿勢の変化が後ろ重心へと誘導しているのではないかというものです。
現代人が近くばかりを見て生活するようになってきたことの証拠に未だに狩猟採集民的な生活をしている人たちの圧倒的な視力の良さが挙げられます。
赤ちゃんは狩猟採集に適した体で生まれてきますが、前重心のカンペル平面維持歩行ではるか遠くの獲物をいち早く見つけることよりも、スマホを操作しながら歩くことのほうが重要な社会で生活するにつれて、徐々に前重心の狩猟採集仕様の体から、後ろ重心の現代社会仕様の体へとシフトするのかもしれません。
私は研究者ではないので今書いたことは何一つ証明することはできませんが、たったの1400円で「前重心」と「カンペル平面」というダイヤの原石を手に入れることができ、大変幸運でした。

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「股関節が硬い」徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座-Human Hunter
カンペル平面維持 Human Hunterより

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