反り腰と骨盤を立てることの違い/出っ尻 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

拙著「骨盤おこし」シリーズを読まれた方から
「実際に骨盤を立てようとしてみても自分の姿勢がこれであっているのか、間違っているのかわかりません」
という質問。

まず、坐骨結節股関節(ヒップ・ジョイント)の位置を明確に把握する。

坐骨結節は骨盤位置の骨指標。

股関節(ヒップ・ジョイント)は骨盤を可動させる関節。

上記2点をしっかり確認することが大切。

それから、出っ尻(でっちり)にみえる、腰に力感・違和感がある場合は反り腰(腰椎伸展)になっている可能性がある。
反り腰(腰椎伸展)は腰椎椎間関節での可動。
骨盤を立てるのは股関節での可動。
反り腰と骨盤を立てることは全く別もの、混同されている方が多いので注意が必要。

骨盤を立てるためのステップは、
・重心位置が何処で重心線は何処を通るのか?
・フラット接地(足のアーチ構造)は保たれているか?

を確認しできていなければ訓練が必要。

重心と接地を保つことができたら股関節の屈曲動作をスムーズに行えるよう訓練する。
腰(腰椎椎間関節)で可動しないよう股関節(ヒップ・ジョイント)の可動を高める。
そのとき、腰に力感・違和感があれば股関節の屈曲動作ができていない。
股関節の屈曲動作ができない理由として腹圧が足りない場合が多いので腹圧の訓練が必要

以上、初歩的な注意事項です。
上記をされても分からないという方はセミナー等にご参加ください。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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セミナー&トレーニング会
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2013/02/23【技アリ企画】第33回「構造動作トレーニング東京セミナー」トレーニング会・健康セミナー
2013/02/23「股割り More★チャレンジ」と「『趾(あしゆび)』Level Up」
2013/03/23名古屋・構造動作トレーニングセミナー

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著作
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「骨盤おこし」で身体が目覚める 1日3分、驚異の「割り」メソッド (春秋社)
構造動作トレーニング “股割り”を極める [DVD] (BABジャパン)
女性のための「骨盤おこし」: 骨格美メソッド (春秋社)
DVDでレッスン! 骨盤おこしエクササイズ(DVD付) (カンゼン)
人は「骨盤」から健康になる (ひざや腰の痛みが消え、O脚、ねこ背、垂れ尻も解消!) (マキノ出版)