拙著「骨盤おこし」シリーズを読まれた方から
「実際に骨盤を立てようとしてみても自分の姿勢がこれであっているのか、間違っているのかわかりません」
という質問。
まず、坐骨結節と股関節(ヒップ・ジョイント)の位置を明確に把握する。
坐骨結節は骨盤位置の骨指標。
股関節(ヒップ・ジョイント)は骨盤を可動させる関節。
上記2点をしっかり確認することが大切。
それから、出っ尻(でっちり)にみえる、腰に力感・違和感がある場合は反り腰(腰椎伸展)になっている可能性がある。
反り腰(腰椎伸展)は腰椎椎間関節での可動。
骨盤を立てるのは股関節での可動。
反り腰と骨盤を立てることは全く別もの、混同されている方が多いので注意が必要。
骨盤を立てるためのステップは、
・重心位置が何処で重心線は何処を通るのか?
・フラット接地(足のアーチ構造)は保たれているか?
を確認しできていなければ訓練が必要。
重心と接地を保つことができたら股関節の屈曲動作をスムーズに行えるよう訓練する。
腰(腰椎椎間関節)で可動しないよう股関節(ヒップ・ジョイント)の可動を高める。
そのとき、腰に力感・違和感があれば股関節の屈曲動作ができていない。
股関節の屈曲動作ができない理由として腹圧が足りない場合が多いので腹圧の訓練が必要。
以上、初歩的な注意事項です。
上記をされても分からないという方はセミナー等にご参加ください。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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セミナー&トレーニング会
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2013/02/23【技アリ企画】第33回「構造動作トレーニング東京セミナー」トレーニング会・健康セミナー
2013/02/23「股割り More★チャレンジ」と「『趾(あしゆび)』Level Up」
2013/03/23名古屋・構造動作トレーニングセミナー
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著作
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