厚生労働科学研究成果データベース/ストレッチングの有害性について | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

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骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

静的ストレッチの有害性/ストレッチは怪我予防にならない/研究論文2つ 』、『スポーツの前にストレッチ運動を行なってもスポーツ外傷は予防できないことが判明 』と論文データをみてきた。

不思議なことに外国のものしかないことに気づく。
何故だ?
日本にも大学、研究施設はたくさんあるはずだが。
ストレッチを推奨している大学の先生も多いのではないか?
何故、情報が得られないんだろう?

そこで、厚生労働省に確認をしてみることにした。
「ストレッチングに関する論文を閲覧したいのですが、どこで、どのようにすれば見ることができますか?」
すると、がん対策・健康増進課に繋いでくれた。
「がん対策!?」
しばらく待つと、私の問い合わせに対応できる方が、
「今手元にそのような研究論文がないので...。」
という。

そもそも、研究論文とはどのようなものなのかを伺う。
国の補助金(厚生労働科学研究費補助金等)で実施した研究なのだそう。

「それなら、一般の人が閲覧できるのではないですか?それとも、機密事項なのですか?」

すると、ふと思い出されたのかインターネットでの検索方法を教えてくださった。
・厚生労働省のHP内で厚生労働科学研究成果データベース と入力する。
・左上の閲覧システム をクリックする。
・検索トップのページで閲覧したい研究論文のキーワードを検索語に入れて実行する。

残念なことに私の見たい論文はなかった...。
しかし、えらい研究費だな、お金がかかるんだ...。
海外の研究で、ストレッチの有害性が周知の事実。
それだから、国の研究には無いということなのだろうか?
それなら、広く国民が知らないというのはどういうことなのだろう。

よく、エビデンス(科学的根拠)に基づいた最新のトレーニングだというキャッチフレーズを聞く。
このエビデンス(科学的根拠)というのが、どのレベルの信頼度なのかということが大切だ。

レベル12:個人的な体験【エビデンスレベルが低い:信頼度が低い】
レベル11:動物実験
レベル10:個人的な知識や経験
レベル9:症例報告
レベル8:複数の症例報告
レベル7:症例対照研究
レベル6:非無作為対照試験
レベル5:二重盲検法を用いた非無作為対照試験
レベル4:コホート研究
レベル3:無作為対照試験
レベル2:二重盲検法を用いた無作為対照試験
レベル1:メタ分析
【エビデンスレベルが高い:信頼度が高い研究】
                   ( 長谷川淳史  )

検討対象となる研究は、無作為対照試験、つまりレベル3以上の研究が望ましいそうです。
お茶の間に発信される健康情報は、エビデンスレベルが低いものが多い。
メディアの情報を鵜呑みにするまえに、その情報の背景を調べるべきだろう。
やはり、自分の健康は自分で守らなければいけないと思う。

もし、国内の研究論文、科学的根拠をお持ちの先生がおられましたらご指導お願いたします。
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