股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。



指先から身体を整える機能回復のための所有感覚メソッド(春秋社)








内容紹介

筋力も体力も関係ない。老いも若きも「末端」の感覚を高めれば身体は甦る! 身体に元々備わっている回復力こそが心身の健康の決め手。各部の骨格ポジションを整えて末端の感覚を磨き、全身がつながりを取り戻すことで、回復力の高い身体を手に入れる方法。





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えにし治療院は「機能回復」を専門とする治療院です。

股関節・運動軸・固有感覚を中心に、身体が本来持つ回復力を引き出すための施術と指導を行っています。

ひとりひとりの身体の状態を丁寧に読み取り、最適なサポートを心がけています。

気になる症状や違和感があれば、どんな小さなことでもお知らせください。


代表 中村考宏


 


【3〜4か月の安静で固まった肩が動き出した日】

東京教室に通う50代テニスコーチのケース

東京教室に毎月参加されている、50代のテニスコーチの方がいます。 講座に通い始めてから姿勢も動きも見違えるほど変化し、 まるで“別人”のように身体が整ってきていました。

しかし、3〜4か月前に肩を痛めてから状況が一変。 「これくらいでえにし治療院に行くのはどうか…」と迷われ、 地元の病院や接骨院で“安静”を続けていた結果、 肩が固まり、腕も胸郭もガチガチに。 バックハンドを引く瞬間に激痛が走り、 どうしていいか分からない状態になってしまいました。

そしてようやく、えにし治療院に来院されました。

 

■ 原因は「肩」ではなかった

検査をすると、問題は肩そのものではなく、 運動軸のズレ が大きく関係していました。

東京教室では動作指導はできますが、 検査や施術までは行えません。 このようなケースは、治療院での調整が必須になります。

そもそも講座で教えている正しい運動方法は、 私が治療院で患者さんに行っている運動療法がベースです。 施術が必要な状態では、講座だけで改善することは難しいのです。

■ 施術の流れ:まず“股関節の運動軸”を通す

固まった肩をいきなり動かすのではなく、 まず 下肢軸の入口=股関節の運動軸 を通しました。

すると、 全く動かなかった肩の外旋が動き始めた のです。

次に、 上肢軸の入口である 胸鎖関節の運動軸 を通し、 鎖骨 → 肩甲骨 → 上腕骨へと運動療法を進めました。

最後に筋肉の調整を行い、 バックハンドの動作をしていただくと―― 痛みなく動かせる状態に。

ご本人もホッとされていました。

■ 本動画で公開している内容

本動画では、 「股関節の運動軸を通すことで肩が動き出す」 という一見不思議なアプローチを紹介しています。

安静にしても治らない。 むしろ固まって悪化してしまう。

そんな“肩の痛みのリアル”と、 運動軸調整による改善プロセスをぜひご覧ください。

■ 【追記】翌日の経過

施術直後は劇的に動きが改善しましたが、 翌朝のご本人からは 「まだ夜間痛がある」「肩の動かし方が分からない」 という報告がありました。

3〜4か月もの長期間、安静で固まった組織は、 一度の施術ですべて解決するわけではありません。

痛みのない状態を定着させるには、 継続的な運動軸の調整とリハビリが不可欠 です。

■ 最後に

「安静にしていれば治る」 そう信じて悪化してしまうケースは少なくありません。

身体は本来、 正しい軌道で動かすことで回復していく構造 を持っています。

同じように肩の痛みで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

 

■関連リンク

えにし治療院 パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

Webサイト

【満員御礼】5月・構造動作トレーニング東京教室

今回も多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

特に「股割り」は毎回ダントツの人気ですが、 今回はそれ以外の講座── 所有感覚(骨格位置)・出力系筋トレ(関節運動の方向)・構造動作入門(深部感覚) の重要性を理解してくださる方が増え、どの講座も非常に充実した時間となりました。

参加者は、子どもからご高齢の方まで幅広く、 一般の方に加えて、野球・バスケ・バレー・バレエ・サーフィン・格闘技・ダンス・プロゴルフ・陸上・ウルトラランナーなど多様なアスリート、 さらにトレーナー、鍼灸師など専門家の方々も参加されました。

 

■ 参加者の主な目的

  • 股関節が硬いので柔らかくしたい

  • 股関節がうまく使えない

  • 開脚でお腹をつけられるようになりたい

  • 腰痛・膝痛・坐骨神経痛など慢性痛の改善

  • 股関節をキレのある状態にしたい

  • 骨盤を立てたい

  • 猫背・反り腰など姿勢の改善

  • 外反母趾・偏平足の改善のため足指を使えるようになりたい など、目的はさまざまです。

     
     

     

■ 「股割り」はストレッチではありません

多くの方が「股割りをすれば解決する」と考えていますが、 股割りは単なる柔軟体操ではなく、あらゆる競技のパフォーマンスを爆発させる“軸”をつくるためのトレーニングです。

足を開いて前に倒すだけの体操ではなく、 骨格ポジションをセットし、前と上の矢印の間のベクトルを保ち、体軸を立てたまま重心移動で股関節を動かす という高度な構造動作です。

この動作を通して、 「軸を中心に股関節が運動できる身体」をつくり、 実践で使える可動域を獲得し、故障や不調の改善、パフォーマンス向上につなげていきます。

 

 

 

■ 初めての方におすすめの受講順

股割りのメカニズムを理解し、最も効率よく股関節を鍛えるために、 次の順番での受講をおすすめしています。

  1. 構造動作入門(深部感覚)

  2. 所有感覚(骨格位置)

  3. 出力系筋トレ(関節運動の方向)

  4. 股割り

股関節を使えるようにするには、 股関節の運動そのものを訓練するしかありません。 これは生理学に基づく事実です。

 

 

 

■ 筋肉の生理作用は「収縮」が前提

筋肉の働きは

  • 関節運動

  • 体温の発生

  • 筋ポンプ

の3つで、いずれも筋肉の収縮が必要です。 つまり、伸ばす・緩める・ほぐすだけでは股関節は使えるようになりません。

股関節に作用する筋肉を正しく収縮させるには、 骨・関節・神経・固有感覚など複数のシステムを開放する必要があります。 これらを理解し、身体に落とし込んだうえで行うのが「股割り」です。

 

 

 

■ 各講座で学ぶ基礎要素

所有感覚・出力系筋トレ・構造動作入門では、

  • 骨の役割

  • 骨格位置

  • 関節の運動方向

  • 筋肉の生理作用

  • 筋の起始停止

  • 筋トレの3つの目的

  • 腰仙神経叢

  • 固有感覚

など、身体を機能的に動かすための基礎を実習します。

理解が進まないまま努力しても、 方向性が間違っていれば効果は出ません。 正しい順序と理解が、最短で身体を変える鍵になります。

 

 

【お申し込み】

※東京教室の世話役・中島章夫さんへお願いします。 構造動作トレーニング・東京教室

 

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構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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【ジュニアの動きが変わる】

パワースタンスは“形”ではなく“股関節の機能”で決まる

バスケットボールのジュニア年代でよく聞く悩みがあります。

  • しゃがめない

  • 一歩目が遅い

  • 走りが重い

  • ジャンプの着地が弱い

  • 姿勢が崩れる(骨盤後傾・猫背)

これらは別々の問題に見えますが、実はすべて同じ原因で起きています。

その原因とは── 股関節が正しく使えていないこと。

 

 

■ ジュニアの悩みは「股関節が使えない」ことが根本

しゃがめない、走れない、跳べない。 これらは筋力不足ではありません。

共通しているのは、

  • 股関節の軸が通っていない

  • 大腿骨の向きがズレている

  • 腸腰筋が働いていない

という“使い方の問題”です。

特に、 骨盤後傾や猫背は姿勢の問題ではなく、股関節が機能していない代償動作。

背中を伸ばしても治らないのは、このためです。

■ 股関節の軸 × 腸腰筋が動きのすべてを決める

股関節が正しく機能するために必要なのは、

  • 股関節の軸が通ること

  • 腸腰筋が作用すること(屈曲+外旋)

この2つです。

● 腸腰筋の本当の役割

腸腰筋は「脚を上げる筋肉」と言われることが多いですが、 実際には もっと深い、本質的な働きをしています。

腸腰筋の本質はこの2つ。

■ ① 股関節の屈曲(大腿骨を引き込む)

脚を“持ち上げる”のではなく、 大腿骨を骨盤側へ引き込む動きをつくります。

■ ② 外旋方向への誘導(大腿骨の向きを整える)

腸腰筋は外旋筋ではありませんが、 大腿骨を外旋方向へ誘導し、股関節の軸を整える働きがあります。

● 腸腰筋が働くと動きが劇的に変わる

腸腰筋が正しく作用すると、動きの入口がすべて変わります。

  • しゃがめる

  • 一歩目が速くなる

  • 走りが軽くなる

  • 着地が安定する

つまり、 腸腰筋は“しゃがむ・走る・着地”のメインエンジン。

● 実際には脚は上がる。

でも本質は【大腿骨の引き込み】 脚が上がって見えるのは結果であって、 動作の中心は 大腿骨を引き込む腸腰筋の働きです。

だからこそ、

  • 姿勢が整い

  • 股関節の軸が通り

  • パワースタンスが安定し

  • すべての動きが軽くなる

腸腰筋が“橋を上げるように”大腿骨を引き込むことで、 身体の中心が動き出します。

 

■ パワースタンスは“形”ではなく“機能”

パワースタンスというと、 「足を広げる」「膝を外に向ける」など形を真似しがちですが、 本質はそこではありません。

股関節で立ち、股関節で支え、股関節で動ける姿勢。

これが本物のパワースタンスです。

だからこそ、

  • 安定

  • 強さ

  • 一歩目の速さ

  • 機能的な動き

これらがすべて手に入ります。

 

■ パワースタンスは「フルスクワット × 股割り」で身につく

形を整えるのではなく、 股関節の機能を取り戻すトレーニングが必要です。

その基本がこの2つ。

● フルスクワット

  • 股関節の深い屈曲

  • 骨盤を立てたまま沈む

  • 腸腰筋の引き込み

  • 外旋方向の安定

→ パワースタンスの“縦の軸”が育つ。

● 股割り

  • 大腿骨の外旋方向を学ぶ

  • 骨盤の立ちが安定

  • 股関節のはまりが深くなる

  • 体幹と下肢の連動が整う

→ パワースタンスの“横の安定”が育つ。

この2つを正しく行うことで、 安定・強い・速い・機能的なパワースタンスが自然に身につきます。

■ まとめ

ジュニアの動きの悩みは、筋力不足ではありません。 根本は、股関節の軸が通らず、腸腰筋が働いていないこと。

股関節が正しく使えるようになれば、

  • 姿勢が整い

  • しゃがめるようになり

  • 一歩目が速くなり

  • 走りが軽くなり

  • ジャンプの着地が安定する

そして、 フルスクワットと股割りが、そのすべての土台をつくります。

動きは必ず変わります。 正しい股関節の使い方を身につけることが、ジュニアの未来を大きく変えます。

 

 

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■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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