股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。



指先から身体を整える機能回復のための所有感覚メソッド(春秋社)








内容紹介

筋力も体力も関係ない。老いも若きも「末端」の感覚を高めれば身体は甦る! 身体に元々備わっている回復力こそが心身の健康の決め手。各部の骨格ポジションを整えて末端の感覚を磨き、全身がつながりを取り戻すことで、回復力の高い身体を手に入れる方法。





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えにし治療院は「機能回復」を専門とする治療院です。

股関節・運動軸・固有感覚を中心に、身体が本来持つ回復力を引き出すための施術と指導を行っています。

ひとりひとりの身体の状態を丁寧に読み取り、最適なサポートを心がけています。

気になる症状や違和感があれば、どんな小さなことでもお知らせください。


代表 中村考宏


 


【50代男性】東京教室参加後に来院|多彩な症状の背景にあった“体の使い方のエラー”

3月の構造動作の講座に参加された50代男性が、 「基本的な体の使い方を根本から身につけたい」と来院されました。

変形性股関節症、足底筋膜炎、下肢静脈瘤、五十肩、睡眠時無呼吸症候群など、 症状は多岐にわたりますが、医療機関での改善は乏しく、 実際には腰痛も続いている状態でした。

 

 

 

■ 初回評価|脊柱の湾曲と動作の偏り

●立位

胸椎下部〜頸椎にかけて右方向へ湾曲。 体軸が大きく崩れ、腹圧も入らない状態。

●座位

左側屈で腰痛が出現。 動作の偏りが痛みを生む典型的なパターン。

●仰臥位

股関節・肩・脊柱の軌道が乱れ、 「正しい通り道」が使えていない状態でした。

■ 動軸調整|股関節・肩・脊柱の軌道を再教育

●股関節の正しい軌道を再構築

屈曲・内外旋の通り道を整え、股関節が本来の働きを取り戻すよう調整。

●鎖骨・肩甲骨・上腕骨の連動を再教育

五十肩の背景にある“肩の軌道エラー”を修正。

●脊柱の動きを開放

胸椎の右湾曲が整い、体軸が通りやすい状態へ。

■ 再評価|腰痛の改善と自然な腹圧の回復

●座位

左側屈の動きがスムーズになり、腰痛が改善。

●立位

脊柱がまっすぐに整い、 腹筋に力を入れなくても自然に腹圧(臍下丹田)が入る姿勢へ。

多くの方が「腹筋を固める」ことで腰痛を悪化させていますが、 本来は“軸が通ることで自然に腹圧が入る”のが正しい状態です。

■ 運動療法|使える身体を再構築する

●椅子からの立ち上がり

パワースタンスを再建し、競技動作の基礎となる軸を整える。

●ハーフスクワット

股関節が動く条件をそろえて実施。 多くの人が鼠径部で折れてしまい、股関節の運動にならない点を修正。

■ まとめ|姿勢が整い、身体がすっきり軽くなる

軸が整うことで、 姿勢・動作・痛みが大きく変化しました。

症状が多くても、 その背景にある“体の使い方のエラー”を正せば、 身体は確実に変わります。

お疲れさまでした。

 

 

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構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

Webサイト

股割りとは何か?

股割りは、開脚や前屈、ストレッチ、柔軟性、180度開脚と混同されやすく、痛い・硬い・できない・危険といった悩みにつながりやすいテーマです。 この記事では、股割りを“動作の構造”から整理し、基礎から本質まで順番に解説します。

 

股割りの定義

股割りは、股関節の屈曲を中心に、外転や外旋が組み合わさった“動作”です。 180度開脚ストレッチや前屈ストレッチのような「ポーズ」ではなく、股関節をたたむ・はめる・収めるという方向性で進みます。 野球・バレエ・相撲など、多くの競技の基礎にもなる重要な動きです。

よくある誤解

伸ばすストレッチでは進まない

痛いほど伸ばす、泣くほど頑張る、子供に無理やりやらせるといった方法は逆効果です。 筋や靭帯を痛める危険が高く、構造が崩れてしまいます。

180度開脚がゴールではない

股割りの本質は角度ではなく、股関節の構造がどう働いているかです。 180度開脚ができても股割りができない人は多くいます。

正しい“やり方”の本質

股関節は“屈曲で進む”

脚を開く柔軟性ではなく、股関節を屈曲する動きが中心です。

骨盤中間位

前傾でも後傾でもないニュートラルが必須です。

深部感覚

「関節がはまる」「軸が通る」という内部感覚が重要です。

軸の通り

軸が通らないと膝が倒れたり腰が丸まります。

腸腰筋の働き

股関節を“たたむ”中心となる筋。働かないと腰が逃げます。

開脚・前屈・180度との違い

開脚ストレッチは外転、前屈は背中を伸ばす動作であり、股割りとは目的も方向も異なります。 180度開脚は見た目の角度であり、股割りの本質とは関係ありません。

競技別:股割りの意味

野球

投球・打撃の軸づくりに股関節の屈曲が不可欠です。

バレエ

開脚の角度よりも、骨盤の立ちと股関節のはまりが重要です。

相撲

立合いの安定性は股関節の屈曲で決まります。

まとめ

股割りは“開く柔軟”ではなく“構造で進む動作”です。 痛くない方法で、誰でも変わる可能性があります。 無理しない・危険ゼロが大前提。 競技者にも一般の方にも必要な、身体の基礎となる動作です。

 

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■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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東京教室に毎月参加されている50代女性。 ここ数か月、鼠径部痛・肩のつまり・体幹のねじれ制限といった不調が続き、えにし治療院へ来院されました。

 

 

 

今回は、体の通り道を取り戻すために、次の順番で調整を行いました。

 ・股関節の正しい動きの回復

 ・手首から肩への連動調整

 ・側頭骨(側頭筋)の調整

 ・鎖骨と肩甲骨のつながりの回復

 ・背骨の動きの解放

この流れで整えていくと、つまっていた肩がスッと抜け、呼吸も軽くなりました。

スクワットで体軸を通す

動作の再教育では、スクワットを使って 「体軸を通す → 股関節で受ける → 体幹がねじれない」 という正しい流れを再現しました。

軸が通ると脚の力みが消え、動きが驚くほど滑らかになります。

開脚は「骨盤セット → 恥骨をつける → 軸をキープして屈曲」

開脚では、 骨盤セット → 恥骨をつける → 軸をキープしたまま股関節屈曲 という正しい順序で動きを再構築。

腰を入れることで前屈の質が大きく変わり、股関節がスッと入る感覚が戻ってきました。

仕上げは「股割り脚抜き」

最後は股割り脚抜き。 脊柱起立筋で軸を立て、内旋・内転・伸展がそろうと、動きはここまで美しくなります。

数か月ぶりに「体がすっきり軽い」という瞬間を一緒に確認できました。

 

 

開脚で不調が悪化する理由

開脚を続けているのに不調が悪化することがあります。 原因は「伸ばすだけ」の開脚です。

体が本当に求めているのは、 使う動作(収縮)と軸の安定。

伸ばし続けるほど股関節に必要な筋肉は働かず、使えない体が強化されてしまいます。

大切なのは、正しい股関節の運動で開脚を訓練すること。 屈曲、脚抜き、骨盤コントロール。 これらがそろって初めて不調は変わります。

 

 

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■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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