「6年間ありがとう。バイバイ」 | 専門性を高めるプロ向け英語コーチング

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「あんなに毎日笑ってたのになぁ・・・明日からもう学校ないんかぁ」

卒業式を終えて帰宅した息子の言葉です。

 

地域全体に見守られて育ててもらって、

最高の思い出いっぱいの小学校生活を今日、息子が終えました。

 

毎朝の通学路には、保護者だけでなく、小学校の先生方、中学校の先生方、地域の見守りの方々、警察官までも交差点や沿道に出て付き添い、

文字通り地域全体の大人の目がたくさん見守る中で、6年間元気に朝を迎えてきました。

 

先日の投稿に書きましたが、

私も毎朝娘を送りながら子供達の様子を見守るようになり、

朝日だけでなく街全体が光って見えるような、

地域全体が子供を大事に見守る何かが満ち満ちているような朝を知るようになり、

自分はいつもいっぱいいっぱいで、本当になんにも知らなかったんだと胸を打たれていたところの息子の卒業でした。

 

 

 

 

息子と娘の通う公立小学校の校長先生は、

毎朝校門の外で子供達を迎えてくださるだけでなく、

全クラスのことを毎日温かく見回っておられ、

全学年の授業をもれなく日々の公式ブログで報じ、

子供達と先生方のことが大好きで、

この小学校の中でいちばん学校生活を大切にしながら、

心から楽しんでおられるのではないかと私は常々感じていたのですが、

最後のスピーチも感涙で、校長先生の光でこの校区が輝いていたのではないかと感じるほどでした。

担任の先生方にも恵まれて、特に6年生では成長目覚ましい子供達への刺激になるような知的な会話をたくさんしてくださったと聞いています。本当に素晴らしい先生方に育てていただきました。

 

私のよそいきのシャンパンベージュのシルクマスクは、拭う間もなく流れる涙で絵文字😭のような号泣まだら模様になり、感動しぃの私の涙、はよ乾けと念じる事態になるほどでした。

 

中学校からは、お隣の公立中学でなく私立中学に通うことが決まっているので、

中学受験をしたお友達はみなそれぞれ支え合って受験を乗り越え、

別々の進学先となり、春から息子は1人で電車通学です。

地域の中学校に進学するなら、

この最高の学年と共に、確実に楽しく始まることがわかった上で新生活に移行しますが、

「ここまで楽しい友達がまたできるかわからない」と今は別れを惜しむ気持ちでいっぱいのようです。

(タイトルの言葉は、息子が書いた寄せ書きへの一言。

お別れしなくてはならないことを、息子なりにいつも心に留めていました。)

 

とにかく穏やかで優しい気性の学年だと感じていたし、周りの保護者同士でも先生方からもそう聞いていましたが、

1年生から体重は倍以上、身長は50センチ近く伸びた6年間の成長を経てなお、みんな和気藹々と素直で可愛らしく、伸び伸びと育った6年生さんたちでした。

 

これからも同じ地域に暮らすことができる喜びと、

それぞれの子供さんたちが卒業式で発表してくれた夢がすべて叶うよう祈る気持ちと共に。


送り出す私たち大人をも成長させてくれた子供達の頑張りに敬意を表して。


当たり前の日々に埋もれ、別れが来るまで気づかなかった気持ちを、今は噛みしめて胸がいっぱいです。



みんなみんな、卒業おめでとう。

親も一緒に泣いたり笑ったり、最高の6年間でした。

コロナ禍のマスク生活でも心まで覆われることなく、

毎日たくさん笑って過ごしていたなんて素晴らしいです。

生まれてきてくれて、ありがとう!

関わるすべての皆さんに、ありがとうございました。