今日は"together person"という表現を取りあげたいと思います。
文としてあげると、"She is a very together person."となります。
"together"と言えば、副詞の「一緒に」という訳を覚えている人が多いと思いますが、今回の文でこの「一緒に」では意味が分かりません。
ここで"together"が"person"につながっていることから、"together"が形容詞であることが見抜ければOKです。
では形容詞の意味をロングマン英英辞典(Active Study)で確認してみましょう。
someone who is together is good at organizing his or her life
大体の意味は、「"together"である人は、その人の人生を組織化するのが得意である」となります。
ここで"organize"が分かりにくいので、再びロングマンで確認してみましょう。
to plan or arrange something
つまり、「何かを計画したり整理すること」です。
これをさっきの"together"の意味に入れ代えると、「"together"である人は、その人の人生を計画したり整理(アレンジ)するのが得意である」となります。
これで大体意味が見えてきたと思いますが、要するに"She is a very together person."は、「彼女は人生を計画したり、アレンジするのがとても得意な人」となります。
なので"together person"は、「しっかりした人」や「分別のある人」と訳されます。
今回取りあげた形容詞の"together"は、それほどよく出てくるものではありませんが、抑えておきましょう。また、ロングマンで分かりにくいことばが出てきたら、更にそのことばをロングマンでひいてみるとよく噛み砕けて、分かりやすくなると思います。
英英辞典を使っている方にこの方法をお勧めします。