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レッスンでもたまに質問されるところですが、
今回は、
品詞
について取り上げてみたいと思います(#^^#)
同じような意味の単語が、文脈によってコロコロ形を変えるということがよくありますが、
例えば、
I know the beautiful lady.という文ではbeautifulとなっているのに、
The lady walks beautifully.という文ではbeautifullyと変化し、
Beauty is important for women.という文ではbeautyとなり、
さらには、後述するように、文脈によってはbeautifyという形になることもあるのですが、
これって、一体どういうことなのか分かんない
という質問を生徒さんからもよく受けます。
これは、品詞による使い分けがなされているのであって、
beautifulが形容詞で「美しい」
beautifullyが副詞で「美しく」
beautyが名詞で「美しさ、美」
beautifyが動詞で「美しくする」
ということなのですが、
先ず、この4品詞がどんなものなのか簡単に確認しておきましょう♪
◆ 名詞……主語や目的語になることができる。
例) dog, stone, flower, money, book┉など
◆ 動詞……(典型的には)動作を表す。過去形に活用したり、willなどの助動詞を直前に置いたりして、時制(=「過去」や「未来」など時間に関する情報)を表す。
例) study, play, write, use, work┉など
◆ 形容詞……名詞を修飾したり、補語になって主語である名詞の性質を言い表したりする。
例) tired, busy, big, small, tall┉など
◆ 副詞……名詞以外(主に動詞)を修飾する。
例) always, sometimes, early, strongly, clearly ┉など
上の説明で、
「主語」「目的語」「補語」などといった文法用語が出てきましたが、
簡単にざっくり言うと、以下のように説明できます(*^^*)
〇 主語……動詞の前に来る。典型的には、動作をする主を表す。
Mike hit Ken.
「マイクはケンを殴った」
*動詞hitの前に来て、「殴る」動作をするMikeが主語。
〇 目的語……一般動詞の直後に来る。動詞の動作を受ける対象を表す。
Mike hit Ken.
「マイクはケンを殴った」
*動詞hitの後に来て、「殴られる側」のKenが目的語。
〇 補語……典型的には、be動詞の直後にくる。主語の性質や状態を表す。
Mike is strong.
「マイクは強い」
*be動詞の直後に来て、主語Mikeの性質を表しているstrongが補語。
*主語や目的語になることができるのは名詞のみで、
補語になることができるのは基本的に形容詞(たまに名詞)です(話を単純にするため今回は名詞が補語になる例は扱いません)。
では、
大まかな品詞の定義が分かったところで、
冒頭のbeautifulとその派生語について、再度取り上げてみましょう♪
① 形容詞 beautiful……「美しい」
<1> The lady is beautiful.
「その女性は美しい」
<2> I know the beautiful lady.
「あの美しい女性を知っている」
<1>のbeautifulは補語として使われ、<2>は直接名詞の前に置かれていますが
どちらの例においても、beautifulはladyの性質を言い表しています。
このように、名詞の性質を言い表すのが形容詞の役割です。
② 副詞 beautifully……「美しく」
<3> The lady walks beautifully.
「その女性は美しく歩く」
beautifullyは動詞のwalkにかかっているのであって、ladyにはかかっていません。
このように、動詞を修飾して「どのように動作が行われる」のかを言い表すのが副詞の役割です。
③ 名詞 beauty……「美(び)、美しさ、美しいこと」
<4> Beauty is important for women.
「美は女性にとって大切だ」
beautyは主語として使われています。
このように、名詞は主語や目的語になることができます。
④ 動詞 beautify……「美しくする」
<5> The municipal government is trying to beautify their city.
「地方自治体は市の景観を美しくしようとしている」
このbeautifyのように、主語の動作や行動などを言い表すのが動詞の役割です。
なんでbeautifulが文脈によってbeautifullyになったりbeautyになったり形を変えるのかというと、
上記<1>~<5>に見られるように、
文の中で担う役割が違うので、それに応じて単語の形が変わっているからなのですね♪
だから、例えば、
The lady walks beautifulという文がおかしい理由は「女性は美しい歩く」という日本文がおかしい理由と同じですし、
The lady is beautifullyがおかしい理由は「女性は美しくだ」という文がおかしいのと同じですし、
Beautiful is important for womenがおかしいのも「美しいは女性にとって大切だ」がおかしいのと同じなんですね(^^♪
日本語でも、
美しい、美しく、美しさ…など、品詞に応じて形が変わりますが、
それと全く同じように、英語でも
beautiful, beautifully, beauty…と同様の使い分けがあるのですね‼
では、さらに追加でbeautiful以外の、品詞の使い分けの例を見ていきましょう(^^)/
● die【動詞】、 dead【形容詞】、death【名詞】
<6> The dog died.
「犬が死んだ」
*dieは「死ぬ」という意味の動詞です。
<7> The dog was dead.
「犬は死んでいた」
<8> I touched the dead dog.
「死んでいる犬に触った」
*deadは、この場合は形容詞として直接名詞を修飾しています。
<9> Death comes to everybody.
「死は誰にでも訪れる」
*deathは「死」という意味の名詞で、この場合は主語として使われています。
● serious【形容詞】、seriously【副詞】、seriousness【名詞】
<10> He is serious.
「彼は真剣だ」
*seriousは「真剣だ、真剣な」という意味の形容詞で、この場合は補語として主語heの性質を表しています。<11> He practiced it seriously.
「彼は真剣にそれを練習した」
*seriouslyは「真剣に」という意味の副詞で、この場合は動詞practiceを修飾しています。
<12> I like his seriousness.
「彼の真剣さが好きだ」
*seriousnessは「真剣さ」という意味の名詞で、この場合はlikeの目的語として使われています。
● long【形容詞・副詞】、length【名詞】、lengthen【動詞】
<13> The river is long.
「その川は長い」
*longは「長い」という意味の形容詞で、この場合は補語として主語riverの性質を表しています。
<14> I waited long for the chance.
「そのチャンスを長い間待っていた」
*このlongは「長く、長い間」という意味の副詞で、動詞waitを修飾しています。
*このように、英語には一つの単語が形を変えずに複数の品詞として使われるということがよくあります。
<15> I measured the length of the stick.
「棒の長さを測った」
*lengthは「長さ」という意味の名詞で、動詞measureの目的語として使われています。
<16> I lengthened the legs of the chair.
「椅子の足を長くした」
*lengthenは「長くする」という意味の動詞です。
● correct【形容詞・動詞】、correctly【副詞】、correctness【名詞】
<17> His answer is correct.
「彼の答えは正しい」
<18> I corrected his mistakes.
「私は彼の間違いを訂正した」
*このcorrectは「訂正する」という意味の動詞です。correctは形容詞としても動詞としても使うことができるのですね。
<19> He pronounced the word correctly.
「彼はその単語を正しく発音した」
*correctlyは「正しく」という意味の副詞で、動詞pronounceを修飾しています。<20> Correctness is very important.
「正確性はとても大切です」
*correctnessは「正確さ、正確性」という意味の名詞で、この場合は主語として使われています。
longとcorrectが2つの品詞にまたがって使われるという例を最後2つ紹介しましたが、
英語には他にもこういう事例がたくさんあり(例: graduate「(動詞)卒業する」、「(名詞)卒業生」、praise「(動詞)ほめる」、「(名詞)賞賛」)、
どういう場合にそうなるのかというのは原則予測不可能で個別に覚えていくしかありません。
また、
どのような語尾ならどの品詞になるかというのも完全に法則があるわけではないので、
これも同じく、どれが名詞でどれが動詞で…というのは一つ一つ個別に覚えていくしかないのです(>_<)
ただ、どういう語尾がどの品詞になりやすいのかという傾向はあるので、
以下の表にまとめておきますが、
これも「~に多い」という言葉に表れているように、あくまで傾向であって、例外は多く見つけられます。
名詞に多い語尾 | sion, ity, ment, ness, ence, cy |
---|---|
動詞に多い語尾 | en, fy, ize |
形容詞に多い語尾 | ful, ive, ish, ous |
副詞に多い語尾 | ly |
以上、
色々とややこしいところの多い品詞ですが、
「品詞を間違えただけでコミュニケーションが破綻する」ということはほぼ無いので、
初級者の人はあまり気にし過ぎず気楽に構える方が良いと思いますが、
中級者以上の方でさらに上を目指す場合には、意識していくと良いでしょう(^^♪
以上です♪
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