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「英語でどう言う? 」シリーズ第1619回
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前回受け身文の特集をやりましたが、今回は
進行形
について取り上げてみたいと思います(#^.^#)
進行形の中で、一番基本的な現在進行形は
be動詞(am/are/is)+~ing
という形をとり、「~しているところだ」という意味を表します(^^)
例)
<1> He is studying in his room.
「彼は自分の部屋で勉強しています」
普通の現在時制の文、例えば、
He studies in his room every day.
「彼は毎日自分の部屋で勉強します」
というのが現在の習慣を表すのに対して、
現在進行形の
He is studyingは、「今この瞬間に勉強している最中だ」という、
発話時点で進行中の出来事を表します
(実際は、これ以外の場合でも使われることがありますが、それについては別の機会に触れることします)
現在進行形の基本的な用法が分かったところで、
以下では、進行形として文法的に可能なパターンを順に一つずつ紹介していきます(^^♪
● 過去進行形は、【was/were +~ing】という形をとり、
「過去のある時点に~しているところだった、最中だった」という意味を表します。
<2> I was watching TV then.
「私はその時テレビを見ていました」
● 未来進行形は、【will be+~ing】という形をとり、
「未来のある時点に~しているところだろう、している最中だろう」という意味を表します。
<3> I will be having dinner with Mr. Tanaka at 7 tomorrow.
「明日の7時は田中さんと夕食をしているでしょう。会食中だろう」
(この他にも、未来進行形には「確定的な未来の予定」を表す用例もあるが、それについては別の機会に触れることとします)
また、進行形は完了形と組み合わさることもあります(#^.^#)
● 現在完了進行形は、【have been +~ing】 という形をとり、
「現在に至るまで、ずっと継続的に~している」という意味を表します。
<4> I have been looking for him for years.
「私は何年もずっと彼を探しています」
*普通の現在完了 have looked forも基本的に同じ意味だが、have been looking forとすると、「継続的にずっと」という意味がより強調される。
● 過去完了進行形は、【had been+~ing】という形をとり、
「過去のある時点に至るまで、ずっと継続的に~していた」という意味を表します。
<5> I had been waiting for them for 10 hours.
「私は10時間も彼らを待っていた」
*普通の過去完了had waitedも基本的に同じ意味だが、had been waitingとすると、「継続的にずっと」という意味がより強調される。
*過去完了についてはこちら→英語でどう言う?「すでに○○していた」(第1556回)(過去完了)
● 未来完了進行形は、【will have been+~ing】という形をとり、
「未来のある時点に至るまで、ずっと継続的に~しているだろう」という意味を表します。
<6> I will have been working for 10 years next months.
「来月で10年も働いたことになる」
*この場合、「現在も継続的に行っているworkが来月まで続き、10年に至るだろう」という意味である。普通の未来完了will have workedでも同じニュアンスは出るが、will have been workingとすると、「継続的にずっと」という意味がより強調される。
*未来完了についてはこちら→英語でどう言う?「来月で3年働いたことになる」(第1396回)(未来完了・継続)
また、進行形は受け身文と組み合わさることもあります(#^.^#)
(受け身文についてはこちら→英語でどう言う?「~される」(第1618回)(受け身(受動態)全パターン))
● 受け身の現在進行形は、【is/am/are being+過去分詞】という形をとり、
「今現在の時点で、~されている最中だ」という意味を表します。
<7> The car is being washed now.
「車は今洗われているところだ。洗車中だ」
● 受け身の過去進行形は、【was/were being+過去分詞】という形をとり、
「過去のある時点で、~されている最中だった」という意味を表します。
<8> Jane was being bullied when I went to the classroom.
「僕が教室に行ったときジェーンはいじめられていた」
bully「いじめる」についてはこちら→英語でどう言う?「いじめる」(第997回)
● 受け身の未来進行形は、【will be being+過去分詞】という形をとり、
「未来のある時点で、されている最中だろう」という意味を表します。
<9> The new products will be being shipped next Monday.
「新製品は来月月曜日には出荷されているだろう」
ship「出荷・発送する」
この中のいくつかの重要パターンについては、いつか別の機会に取り上げて詳しく掘り下げてみたいと思いますが、
とりあえず今回は、進行形の様々なバリエーションを一通りすべて列挙してみました(^^)
以上です♪
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参考資料:
weblio 英和辞典 和英辞典 http://ejje.weblio.jp/
DMM 英会話なんてuKnow http://eikaiwa.dmm.com/uknow/
オックスフォード現代英英辞典
オックスフォード新英英辞典
新和英大辞典
リーダーズ英和辞典