「グリット」という言葉が話題になっていますね。
英語では grit と書き、意味は「勇気」や「根性」、そして「困難な状況や難しいこともやり抜く勇気、やり遂げる力」というような感じです
ただ、これは肉体的 physical なたくましさのことではなくて、心理的 psychological なたくましさなんだそうです。また、motivation と関連しているということです。
長期的に維持できる熱意 passion であり、スタミナ stamina なんですね。
心理学者たちが長い間ひたすら探してきた「成功者に共通する能力」…たどり着いたのがこの力 「グリット」なんだそうです。IQ や 学歴ではない、そればかりではない、という結論に至ったということです。
その成功者というのは、オリンピックでメダルを取るようなアスリートや学者や経営者などが対象ということですが、これは鍛えられる能力だそうですよ
単純に話してしまうと、「困難の体験」が必要なようです。「難しい状況での訓練や練習」を繰り返すことで「グリット」が鍛えられるようです。そのグリットが高ければ、厳しい状況や難しい場面にも諦めずに挑戦できるわけです。
子供のうちには、先生やコーチなどに厳しく鍛えられるような経験が望ましいということです。そのグリットを高めてあげることが仕事でもありますしね
そう言えば、日本の研究でも、学生時代に部活でスポーツをやっていた人たちの方が社会に出てからも成功する確率が高いなんて結果があると聞いたことがあります
困難に立ち向かう能力、やり遂げるまで諦めない体力、1つのことをやり続ける熱意があるのかもしれません
とは言っても私たちはオリンピックアスリートではありませんから、普段の鍛錬はそんなに難しいものである必要はありません。
話は少し変わってしまうかもしれませんが、楽な道を選んでしまうことでメリットはあまりないということですかね。
私は小学生や小学校に上がる前のキッズのレッスンもしています(^_^) さすがに、シンクロの井村コーチや名門高校野球部の監督さんみたいに厳しくはしませんし、怒鳴ったり怒ったりする必要はありませんが、「難しいかな」とか「この子にはまだ無理かな」なんて練習をしてもらうことはあります
どうしてかと言うと「できるから」です。
年齢や学年で線引きをするようなことは私は好きではありません。
幼稚園に通う子でも小学生と一緒に学習できていますし、ゲームなんかだと、けっこう勝っちゃいます
子供は信じてやらしてあげると、かなりのことをできます(^_^) 簡単なことや、スラスラできることもやりますし、難しいこともやります。年齢や学年で線引きをして「まだ無理だ」とか「もう少し大きくなってからだね」なんていうのは大人が勝手に決めつけていることですよね
子供たち最初は「難しいよ」とか I can't! なんて言いますが、You can do it! とか Let's try! とやらせてみると、ちゃんと出来るようになります。時間的な個人差はありますが、頑張ればできることにチャレンジしてもらっているので、みんなちゃんと出来ます(^_^) これで少しでもグリットが高まっていれば嬉しいんですけどね
どの子もできた時の喜びを知っているので、諦めずにやってくれます。私もその時の笑顔が大好きです
チョコレートやクッキーをあげるなんてこともあります
専門家に言わせると、頑張ったときのご褒美って大事だそうですよ(^_^)
Wikipedia Grit について(^_^)
TED もご覧ください!