「3.9+5.1=9.0」は減点対象❗️

こんなニュースが話題ですムキー

「3.9+5.1=」という問いに「9.0」と解答したら減点、つまり⭕️じゃないということらしいのです。「.0」には斜線を引かなきゃいけないとか…


茂木健一郎先生が「虐待だ!」とブログにて反論するなどの物議を醸していますが、もし私が⭕️をもらえなかった児童だったとしたら、間違いなく先生も学校も算数も勉強も嫌いになっただろうなあと思います。

私は算数のことはあまりわかりませんが、英語においてもこういうことはあります。
私のスクールにも中学生や高校生の生徒さんが来てくれていますが、テストに出される問題にしても、先生の採点の仕方にしても、「虐待だ」とは言わないまでも、「意地悪だなあ」と思うものはたくさんあります。

よくある「以下の日本文を英文にしなさい」みたいな問題…これを出題する先生は勇気あるかあと思います。
どうしてかというと、答えは1つなわけがないからです。
例えば…
覚えていません」は?
I don't remember. が正解なのかな?
実は I forgot! でも良いんです。
でも日本の学校だと、I forgot. は「覚えていません」ではなくて「忘れました」なのでしょうムキー
どちらも正解です!
英語圏出身の人たちや英語が本当に得意な人たちは…
I don't remember.
I forgot.
I'm not sure.
などなどいろいろ使いながら会話します。
でも学校の先生は「そんなことは教えていない」とか「授業でやったものを書きなさい」とかいう理由(屁理屈)で⭕️をくれなかったりするんですムキー

彼女はそこまで車で行きました」は?
正解はきっと…
She went there by car.
なんですよねえー
ではネイティヴ、英語が得意な人たちはどう表現するでしょうか?
She drove (there). です。
実はこの 「 by 乗り物 」という表現を日本の学校では必死に教えて、それを書かないとテストでは⭕️をもらえなかったりまします。
あ、語弊がないように明確にしますと、この表現を知っておくことは大事なので教えることは良いのですが、テストでは「 by を使って表現すること」みたいな条件を付けない限りは別の表現でも正しければ⭕️にしてあげないと〜
私は飛行機で北海道に行きます」だって、I'm going to Hokkaido by airplane. なんて答えを書かせたいのかもしれませんが、こんな言い方実際はしませんびっくり
I'm flying to Hokkaido. です(^_^)
つまり…この日本語から判断すると…
I'm going to Hokkaido by airplane.
I'm going to Hokkaido by plane.
I'm flying to Hokkaido.
などありますが…
I will fly to Hokkaido.
I'm going to fly to Hokkaido.
I fly to Hokkaido.
などの解答も⭕️になるはずです。

I で始まる英文を日本語に訳しなさいという時に「僕は」と始めて❌になった、というエピソードがありますプンプン 「私は」じゃなきゃダメなんだとか…
もう「意地悪」というか「イジメ」というべきかわかりませんが、ここまで来ると笑うしかないですかね。


こういう先生や学校は子供達を落第させたい、勉強嫌いにしたいのでしょうか?
「1つの言い方しか教えられない」
「英語で会話なんてできない」
「英語の発音の仕方も知らない」
「子供達に英語の楽しさも教えられない」
これじゃあ子供達が英語嫌いになっちゃつのは仕方ないですよね?
そもそも英語を学問のように扱うこと自体に無理があるわけですが、音楽や書道のように英語の授業も専門家に任せてもらってもいいんだけどなあ、と思います。
文部科学省も本気で日本の国際化やグローバルに活躍できる人材を育てたいのなら、もっと先生の質について真剣になってほしいなあと思います。
まあ、もう子供達、生徒の方が発音もうまい、英会話も得意なんて時代が来ていますけどねびっくり それで、またひがんだり嫉妬したりで屁理屈で❌を付けたりするのかな?

英語ってもっと楽しいのになあ。
英語の楽しさ、英語を使える楽しさを子供達に知ってほしいんですよ〜
そうすればどんどん伸びますからね〜