中目黒どろんこ保育園は、社会福祉法人どろんこ会グループが運営している認可保育園です。社会福祉法人どろんこ会は、東日本を中心に50以上の保育園や東京都認定保育所、事業内保育所、発達支援施設など100以上を運営しています。

 

今回の記事では、その中の「中目黒どろんこ保育園」の評判や料金を紹介します。アクセスや開園時間などの基本情報はもちろん、教育方針やメリット、デメリット、学費についても詳しく解説しています。ぜひ保育園選びの参考にしてくださいね

 

ちなみに私自身は、息子をソモスインターナショナルスクールというプリスクールに通わせています。

 

英語力をしっかりと身につけさせたい、と思っている方には心からおすすめできるスクールなので、気になる方はぜひホームページを見てみてください!

 

 

中目黒どろんこ保育園について

中目黒どろんこ保育園の外遊び

引用元:中目黒どろんこ保育園のHP

 

 基本情報

まずは、中目黒どろんこ保育園の基本情報を紹介します。

 

住所:

〒153-0061 東京都目黒区中目黒5-7-4

 

アクセス:

東急東横線祐天寺駅から徒歩15分

 

電話番号:

TEL 03-6452-4375

 

ホームページ:

中目黒どろんこ保育園のHP

 

幼保無償化:

幼保無償化とは、2019年10月より国によって実施された幼児教育・保育の無償化のことです。中目黒どろんこ保育園は認可保育園なので、補助を受けることができます。

 

中目黒どろんこ保育園の保育料は、0~2歳の住民税非課税世帯と3~5歳児の全世帯は保育料が幼保無償化のサービスを受けて無料です。ただし、延長保育料は別途必要です。

 

給食費は国の政策としては実費です。ですが、目黒区は子どもたちの食育の推進と子育て世帯の負担を軽減するために、給食費はすべて区が賄っているので無料です。

 

幼保無償化については、こちらの記事により詳しいことがかかれているので参考までにどうぞ!

 

 クラスの人数や利用時間など

クラス 定員(計70人)
0歳児・・・9人
1歳児・・・10人
2歳児・・・12人
3歳児・・・13人
4歳児・・・13人
5歳児・・・13人
開園日 月~土
利用時間 月~土  7:00~18:30
延長保育 20:30まで
休園日 年末年始 日曜・祝日

 

 特色と教育内容

中目黒どろんこ保育園で小さい子に紙芝居を読んでいる園児

引用元:中目黒どろんこ保育園のHP

 

特色

中目黒どろんこ保育園は、異年齢保育とインクルーシブ保育を行っているのが特徴です。インクルーシブ保育とは、や国籍、発達段階などの違いや障害のあるなしに関係なく、どんな子どもでも受け入れる保育のことです。

 

異年齢保育も行っているので、年齢や障害のあるなしにかかわらずやってみたいことや思い通りにならないことを実際に体験させます。

 

また、子どもが皆で暮らし、遊びたい相手や場所などを自分で選択できるよう「ゾーン保育」を行っています。

 

ゾーン保育とは、クラス分けはせずにゾーン(コーナー)で保育をする教育方法。教室に壁を作らず、ワンルームにして各ゾーン(コーナー)を作り、子どもがおのおの好きなゾーンで過ごしています。各ゾーンには教師が2~3名配置されており、適切なサポートを行っています。

 

一般的な保育園のような教室がなく園全体がワンルーム、というスタイルはとても珍しいですね

 

教育内容

中目黒どろんこ保育園では、戸外プログラムを重視しており、生き物の世話・畑仕事・田植え・稲刈りなどで子どもの主体性や自立心、コミュニケーション力を育てることを目標としています。

 

おもちゃや絵カードではなく、自然の中のホンモノに触れることで数量、図形、文字、色などへの関心を持てるように導きます。

 

どろんこの子育てでは、次の6つの力を身につけることができます。

 

  • ケガをしない強い体を育てる

  • 自分でできることを自分でする

  • すべての人との関わりから判断・行動を身につける

  • 活動を選択し、自分で考えて行動する

  • 生死を知る

  • 感じたこと、考えたことを表現する

 

親が子どもに身につけて欲しいと願う基本的なことをしっかりと教えてくれるのは、親としても有り難いですね

 

中目黒どろんこ保育園のメリット・デメリット

メリットとデメリット

 

ゆらりん下目黒保育園には、次の3つのメリットがあります。

 

 3つのメリット

①:ひとつの大きな家で園児が兄弟や家族のように育つ

中目黒どろんこ保育園で小さい子の世話をする園児

引用元:中目黒どろんこ保育園のHP
 

中目黒どろんこ保育園は、ゾーン保育で異年齢の子どもや障害のある子どもも一緒に育てます。

 

クラスがなくワンルームで皆が生活するので、園児が兄弟や家族のように育ち、年の違う子どもや障害のある子どもに対する理解やおもいやりのこころが育ちます。

 

一人っ子や兄弟の数が少ない子どもが増え、昔のように安心して地域で子どもを育てることが難しい現在では、安全な保育園で年齢の違う子どもと兄弟のように過ごせることは貴重な体験と言えますね

 

②:夜8時半まで預かってもらえる

中目黒どろんこ保育園は延長保育を利用すると、夜8時半まで子どもを預かってもらえます。バリバリと働いていると毎日決まった時間に仕事を終わることが難しかったり、急な仕事が入ったリしがちです。就業時間が遅いママや残業が多いママには強い味方ですよね

 

③:食育にも力を入れている

中目黒どろんこ保育園の給食風景

引用元:中目黒どろんこ保育園のHP

 

中目黒どろんこ保育園の食育は、まずは体をしっかり動かしてお腹をすかせ、食べたいという意欲を育てることからはじめます。

 

次に、一番身近な食べ物を自分たちで育てることができる畑仕事をします。土に触れて泥出遊ぶことからはじめ、畝をつくり、種をまいて野菜を育てます。

 

食事は自分で盛り付け、異年齢の子や大人と一緒に食べます。自分で盛り付けできない年齢の子の分は、できる子がやってあげます。食器はプラスチックではなく陶磁器を使い、薄味の和食中心を好きな人と一緒に食べます。

 

このように、食べることに対する一連の行動や作業を、相手を頼ったり、意見をいったり、相手の意見を受け入れたりして進めていきながらさまざまな事柄を学びます。

 

昔と違って都会に住んでいると、子どもは食べ物はスーパーマーケットで買うもの、という認識を持ってしまうこともありますよね。食べ物を作って食べる、という一連の事柄を全て体験できるのは、とても良いことではないでしょうか?

 

保育園やプリスクールの給食事情については、以下の記事で紹介しているので気になる方は読んでみてください!

 

 

 4つのデメリット

続いて、中目黒どろんこ保育園のデメリットを紹介していきます。

 

①:スクールバスがない

スクールバス

 

中目黒どろんこ保育園には、スクールバスがないので、毎日園まで送り迎えをする必要があります。働くママや下の子を連れて行かなくてはならないママには負担かも。

 

体調が悪い日や、雨の日、暑い日、寒い日などもつらいですよね

 

②:英語などの教育にはあまり力を入れていない

中目黒どろんこ保育園では音楽と体操の授業が週に1度ありますが、あくまでも音楽や体操に親しむことが目標です。ですので、専門の講師などはおらず、指導は保育士が行っています。

 

また、英語や水泳などの習い事はないので、小さい頃からしっかりと英語を身につけさせたい、小学校に入る前からある程度の教育を受けさせたい、と考えるママには不向きです。

 

私の息子が通うソモスインターナショナルスクールでは、教師はすべてバイリンガル、スクールではすべて英語で過ごすので、英語力が確実に身につきます。

 

一般的な幼稚園に比べると長期の休みも短く、年末年始や年度末以外は希望すれば一時預かりも行ってくれます。夜7時までの延長保育も行ってくれるので、共働きの家庭でも安心して預けることができます。

 

ソモスインターナショナルプリスクールについて、もっと詳しいことが知りたい方は、以下の記事をご覧ください。ソモスに預けた息子の成長の様子や、スクールの特徴について詳しく紹介しています。

 

 

 

③:希望しても入れないかもしれない

幼保無償化のサービスがはじまり、保育料の補助金額が高い認可保育園の人気が高まっています。目黒区は東京23区の中では入りやすさが12位と低い方なので、入園を希望しても入れないかもしれません。

 

何回も入園希望の手続きをするのは避けたい場合は、入園率が高い保育園や、幼稚園、プリスクールなどを探すことも考えてみてはどうでしょうか?

 

④:延長料金が高め

中目黒どろんこ保育園は、延長料金が認可保育園にしては高めです。

 

【中目黒どろんこ保育園の延長料金】

18:31~19:00 500円
19:01~19:30 500円
19:31~20:00 1000円
20:01~20:30 1000円

 

例えば、18:31から20:30まで預けるとトータルで3000円かかります。一般的な保育園や幼稚園の延長料金は1時間300~500円なので、かなり高めです。

 

ただし、月極の場合は割引きがあり、料金の設定も違ってきます。下で紹介する学費の項目を参照してください。

 

中目黒どろんこ保育園の評判・口コミ

よい?それとも悪い?

 

実際に中目黒どろんこ保育園に子どもを通わせている保護者の口コミですが、調べたところ中目黒どろんこ保育園に関する口コミは見当たりませんでした。

 

中目黒どろんこ保育園は2017年に開校したばかりなのが、理由かもしれません。

ですが、実際に通わせたことがある人の口コミがないのは、少々不安ですね…

 

中目黒どろんこ保育園の学費

中目黒どろんこ保育園にかかる学費

 

中目黒どろんこ保育園の1年間の学費は以下の通りです。

 

 入学金

ありません。

 

 施設維持費・教材費

3歳になった時にクレパス代、5歳になった時にはピアニカ代が実費でかかります。また、3~5歳の間は、公文式のひらがななどの教材費がかかります。

 

教材費は1冊が900~1,000円程度で、1冊が終わると次を購入します。子どもによって進み方が異なりますが、大体3~5歳の間に1~3冊使います。 

 

 授業料

3~5歳児と、0~2歳で住民税非課税世帯の人は無料です。その他の人は目黒区の基準によって収入により異なります。また、第2子は半額で第3子以降は無料です。

 

  保育標準時間※の3歳児未満児   保育短時間の3歳児未満児  
  金額 半額の場合 金額 半額の場合
非保護世帯 0円 0円 0円 0円
区市町村民税非課税 0円 0円 0円 0円
区市町村民税均等割のみ 2,000円 1,000円 2,000円 1,000円
区市町村民税所得割30,000円未満 2500円 1,250円 2500円 1,250円
30,000円以上45,000円未満 3,200円 1,600円 3,200円 1,600円
45,000円以上60,000円未満 7,100円 3,550円 7,000円 3,500円
60,000円以上75,000円未満 8,800円 4,400円 8,700円 4,350円
75,000円以上90,000円未満 9,900円 4,950円 9,800円 4,900円
90,000円以上125,000円未満 16,500円 8,250円 16,300円 8,150円
125,000円以上160,000円未満 20,600円 10,300円 20,300円 10,150円
160,000円以上195,000円未満 23,100円 11,550円 22,800円 11,400円
195,000円以上220,000円未満 25,900円 12,950円 25,500円 12,750円
195,000円以上220,000円未満 25,900円 12,950円 25,500円 12,750円
220,000円以上245,000円未満 28,300円 14,150円 27,900円 13,950円
245,000円以上270,000円未満 31,000円 15,500円 30,500円 15,250円
270,000円以上295,000円未満 33,400円 16,700円 32,900円 16,450円
295,000円以上320,000円未満 36,100円 18,050円 35,500円 17,750円
320,000円円以上 38,700円 19,350円 38,100円 19,050円

※保育時間は、「保育標準時間」と「保育短時間」の2つがあり、入園を申し込むと保護者の就労時間によってどちらかに認定されます。保育標準時間はフルタイムで働く人が想定されており、保育短時間はパートタイムで働く人が想定されています。
 

【中目黒どろんこ保育園の延長料金:スポット】

 

18:31~19:00 500円
19:01~19:30 500円
19:31~20:00 1000円
20:01~20:30 1000円

 

【月極めの場合】

 

18:31~19:30 目黒区の保育料金に応じた延長料金と同額
19:31~20:30 月額30分当たり10,000円

 

例えば、18:31から20:30まで毎月月極めで預けた場合、目黒区の延長料金プラス20,000円が必要となります。

 

 合計

中目黒どろんこ保育園に通わせた場合にかかる費用は、0~2歳児の場合は保護者の就労時間によって異なります。3歳児以上は全員無料です。ただし、クレパスやピアニカ代、公文式の教材費が別途かかります(個人によってかかる料金は異なります)。

 

保育園やプリスクールに通わせた場合にかかる費用については、以下の記事で解説しています。詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

 

 

まとめ:障害のあるなしや年齢の違いにこだわらない保育を

中目黒どろんこ保育園の外遊び

引用元:中目黒どろんこ保育園のHP

 

中目黒どろんこ保育園は、年齢や障害にこだわらない保育、外遊びを重視した保育を行っています。小さいうちは、外遊びをたっぷりとして体をたくさん使って鍛えたい、

たくさんの友達と触れ合わせたい、というママには向いています。

 

逆に、英語を小さいうちからしっかりと学ばせたい、教育にも力を入れたいというママには不向きです。

 

共働きだが英語を小さい頃から学ばせたいと思う場合は、ソモスインターナショナルプリスクールのように休園時期が短いプリスクールを探した方がいいでしょう。

 

ソモスの場合は、年間の休日が一般的なプリスクールに比べて少なく、年末年始や年度末以外は希望すると一時預かりもしてくれるので、仕事と育児の両立が大変だという方におすすめです!