新年の誓い。アメリカではNew year resolutionというらしい。イギリスではそんな話は聞いたことがあまりなかったのでやはりアメリカ人というのはイギリス人に比べれば勤勉さをまだ維持しているということなんだと思う。
ああ、で、僕の誓いは最近、ブログがあまりの怒りのせいで非常に口汚くなっているのでそれを改めること。それから、幅広いネタを手短でもいいので紹介するようにすることにしたいと思っている。まあ、去年は忙しかったりモチベーションが上がらずに更新が滞った時期もあった。今年もそのようなことがあるかもしれないがご容赦願いたい。書き溜めもするし最低週1から2は守りつつペースが上がっているときは毎日でも更新するつもりなので本年もよろしくお願いします。
さて、最近、政府はやたら国民の健康に口を出してくる。高齢者が増えて介護コストに医療コストが膨大になっているのにだ。まあ、それでも政府が健康のためにいいことを告知するくらいはまあいいかなと誰もが流しがちだし僕自身もそう思っている。
だが、ブルームバーグにこんな記事が出ていた。
がんの原因、大半は遺伝子や生活習慣でなく生物学的な不運
ボーゲルスタイン氏は、「喫煙などがんを引き起こす要因のある人々ががんにかからない人生を送るのは、良い遺伝子のせいだとされることも多いが、実際のところは大半のケースで単に運がいいだけだ」と分析した。 (ブルームバーグより引用)
実はこの記事、元ネタはテレグラフなのだが、個人的にはテレグラフでこの記事を発見した時にネタにしようかと思ったがやめた。だが、ブルームバーグも紹介していたので紹介することにした。
ガンにならないために生活習慣を改善しましょう。と政府はやたらに宣伝する。おそらくガンにならないための研究にもそれなりの政府からの補助金が出ているのではないだろうかと推察される。
あるいは、分煙や禁煙もそうだ。そういえば、禁煙は医師に禁煙予防を指導してもらえば健康保険が適用されるのではなかったか?
だが、ガンのかなりの割合はただの運らしい。
とすれば、ガン予防のための政府が支出している金はなんなのだろうか?医療関係者や薬品会社・研究者の懐に落ちているのだろう。そしてムダ金が使われているのかもしれない。
本当に人間が健康に気を使っているのならば(実際、現代社会ではそうなのだが)私的な支出によってこれらの費用は賄われる可能性が高い。
まあ、これは一研究にすぎないので何とも言えないが、政府というのはムダ金を使いたがる存在であることは間違いない。この研究を受けても政府の態度は変わらないのだろう。