改めて靖国参拝の何が問題なのか(5) 首相の靖国参拝が人間の自由を奪う?  | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

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ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします


靖国参拝で日中関係が最悪に!相手の国民の心のことを考えろ!とかそういった朝日新聞的な団塊世代のレベルの低い議論はおいておくとして、よくある「首相の靖国参拝」に対する反対論として首相が国家の代表として参拝するのは当たり前だというのは特定の宗教の押し付けではないか?靖国に参拝しようがしなかろうが人間の自由であるはずだ。という意見がある。

なるほど、明治政府下においては人間の自由は現在よりもいくらか制限されていただろう。(何も日本に限ったことではないし社会主義政府からしたらはるかに自由であったとも思うのだが)首相の靖国参拝の強制(あるいはそういった雰囲気)が何か人間の自由の侵害につながるのではないかという気持ちは非常に理解できる。

これに関しては僕は次のように考えている。

まず、靖国というのは国家の管理するものではない。よって国営の施設でもなんでもなく靖国神社の一存でA級戦犯の合祀もできる。これを問題視する人もいるが、前回も述べたように僕からすれば「政府」が改めて国家のために亡くなった人を追悼する施設を作る方が人間の自由を奪う行為であり空恐ろしいと思うし、多くの左寄りの人が騒ぎ立てる「靖国という戦争のための装置」の本当の再来だと思っている。

もっといえば、A級戦犯合祀が嫌だから靖国に行きませんという個人的信条に対して僕は何か違うのではないか?と思うがその考えを尊重はする。むしろ、政府が何かするよりも靖国神社が自由に活動する方がいいとさえ僕は思うしその方が自由の侵害にはならないだろう。靖国神社があまりにひどい戦争賛美の施設にこれから変われば靖国に参拝する人は減るだろう。また多くの人がA級戦犯合祀はやはり間違いだと思い始めればこれまた参拝者の減少の要因にもなる。

だから、もちろん、死者を弔う側からしても必ずしも靖国である必要はないと僕は思う。合理的な宗教上の理由があるならばそうである必要もない。(もちろん、もっと言えば弔う必要もないと考える人がいてもよい)よっていくいかないは各人の自由であり、もちろんそれは政治家にも当てはまる。

僕は靖国に参拝する人が好きだし、そういう人はたいていの場合、過去の歴史に関してしっかりと考えている場合が多いからだ。靖国を批判する人の方が何も考えてなかったり批判に弱い場合も多いと思う。だが、それは僕個人の好みであり実際に行くか行かないかは自由であることは言うまでもない。

何度も言うように中韓による靖国批判がただの言いがかりで外交カードに過ぎない以上は聞く耳を持つべきではないし、(すくなくとも話し合いのテーブルに載らないというカードにするなどという狂気じみた行動は言語道断である)国内問題である以上は、政治家であろうが心の自由において参拝するか否かを決めればよい。

勿論、靖国神社に行くというのは一つの習慣だと僕は思っているので、普通に考えれば戦没者と弔うのに靖国に行くのは自然なことである。だから、靖国である必要はないが靖国でなければならない理由もないと考えるもう一つの理由はシンプルにそれだ。

そして、日本は民主主義の国であり安倍首相の公約には靖国参拝が入っていたはずだ。それなのに靖国参拝に失望したとか言っている多くのメディアや論者はどうかしていると思うのは僕だけではないだろう。安倍首相は公約を実行に移しただけである。もちろん、いろんな考えがあるから批判するのは自由だが、多くの国民が望んで安倍自民党政権に投票し自民党をあそこまで大勝させたのだから批判ばかりするのはどうなのだろうか?少なくとも安倍首相の行動は民主主義国家において当然の行動だろう。

それが嫌ならば次の選挙で安倍首相を落とせばいいという話だ。

別に安倍首相が靖国神社を日本国民に押しつけようとしているわけでもなんでもないのだから。

もう一度くどくなるがまとめると

このように考えると民主主義国家において公約を選挙で大勝した安倍首相が公約を実行することをそこまで批判することが僕にはわからないしそれが政府による靖国の押し付けになるとも思わない。そんなに嫌ならばもちろん批判すればいいし次の選挙で靖国に参拝しないという候補に投票すればいい。

それ以上の大前提として中韓の難癖に対して外交・交渉上、譲歩すべきではない。

そして靖国参拝が国民に義務付けられているわけでもないし政治家も現状でそれぞれの信念に応じて参拝するか否かを決めている。また習慣的に多くの国民が今も靖国に参拝しているだけで靖国自体は国営でもなんでもない。

前回の記事も含めて考えて、首相の靖国参拝が日本の再度の軍国主義化・国家社会主義化を招き人間の自由を損害するのだろうか?そう考えている暇があったら自由と財産権を奪うであろうあほらしい財政問題や年金の問題、女性ガー・賃金ガーとかいう押し付けの政策。遅々として進まない規制緩和。そういったことをもっと批判すべきだと僕は思うのだが?


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