本当に正しいのだろうか?
OECDのデータ を見ると(PDF)
![ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110504/06/englandyy/d9/5f/p/o0640036111204826429.png?caw=800)
15-19歳で学校に行っておらず雇用もされていない人の割合である(日本のみ15-24歳)
ニートが多い国はグラフにもあるように、トルコ・メキシコということになる。
両国とも女性が多いが、女性の社会進出が進んでないことなどが原因だろうか?
このデータは日本だけが15-24歳だが、その割合は男性で6.4%、女性で8.3%となっており特に多いわけではない。
また、ニートが急増しているということを言う人も多いが・・・。
![ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110504/06/englandyy/30/bd/p/o0576036111204826428.png?caw=800)
こちらは、1995年と2008年の同様の数字の増減率である。
イギリスでもニートが増えていることを問題にする記事を目にする。イギリスは若干増加している。
また、日本は男性で1.5%程度増加。女性で0.9%減少。
たしかに、増えてはいるが急増とはとてもいえないだろう。フィンランドやフランスは日本以上に増えている。
実際その人数でも・・・(WIKI より)
![ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110504/06/englandyy/dd/95/p/o0732007311204824406.png?caw=800)
2001年から2002年の不自然な急増は定義の変更があったからだという。
この数字を見る限りにおいてもニートが急増しているとはいえそうにない。
もちろん、それぞれの数字の中身をもっと吟味しないといけないのは言うまでもない。残念ながら僕にはその時間もない。
しかし、「ニートが急増しています。日本の若者はニートだらけでやる気がなくてダメなんです。」というのはマスコミによって作られた神話である可能性がこれらの数字を見る限りは高そうだ。少なくともなんとなく鵜呑みにしてはいけないことは数字を見れば明らかだ。
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