植民地支配と経済的豊かさと | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします


「日本は過去を反省せよ。」、「植民地支配を反省せよ」


といまだにお隣の国は言っている。


「バカじゃないか?」と僕はもちろん思っている。


おそらく多くの日本人がすでに外交上解決済みのこの問題をことあるごとに口にする韓国政府の態度にあきれ返っているはずだ。その上、従軍慰安婦だなんだと意味不明の嘘がいまだに出てくる。


日本がその植民地支配やそれに至る経緯を反省する必要があるのだろうか?


個人的には「ノー」だと考えている。


当時の国際環境を考えればまさに弱肉強食の世界であり、しかも欧米に遅れて唯一有色人種で先進国(列強)の仲間入りを果たそうとしていた日本からすれば日露戦争はまさしく「自存自衛」のための戦いであったといえるからだ。


その後の朝鮮に対する植民地支配もマッカーサーが朝鮮戦争で満州に原爆を落とせと言ったよことからわかるように、朝鮮半島の安定の確保が日本の防衛上、非常に重要であった。で、あるから朝鮮半島への植民地支配は日本にとっては自国の安定を確保するための政策であったことは疑いない。


もちろん、現代的感覚から言えば「なんてことを!」となるのは当然だが・・・


しかし、上記のような弱肉強食の時代という背景を考えれば、そのことは責められることでもない。むしろ当然の行為といえる。


しかも、その支配が総じて融和的であり、多額のインフラ投資を朝鮮半島に行ったことなどを見ても決して日本の支配がひどいものであったとはいえないだろう。


その上で、外交上で決着しているはずの問題を蒸し返す韓国政府に対して、日本政府がいまだに謝罪のようなことを口にするのは非常によろしくないと僕は考えているし、韓国政府や韓国民のそのような後ろ向きな態度はかえって両国の関係を良くないものにしているといえるだろう。


また、韓国で行われているというバカげた反日教育も止めてもらいたいとも思っている。中国の脅威が増す中で両国は否が応でも緊密な関係が求めらるし、韓国の発展に伴って若者の交流も増えるだろう。明らかに反日教育はそういった両国の関係の緊密化にマイナスだからだ。


当時の地理的・政治的・経済的条件の中で韓国がおそらく自存自衛で発展していくことはおそらく難しかったと考えられるから、残念ながらあの状況下では日本がそうしなくてもどこかの国の植民地になったことは疑いがないだろう。


このあたりは「保守」といわれる人たちの基本的なコンセンサスの認識だといえるのではないだろうか?その上で最近は過激な論調も目に付く。日本の経済的停滞と韓国のキャッチアップに起因しているのかなあとも思う。かえって自信を失い、国家に頼るしかない(それも100年も前の歴史に。。。)日本人の姿を現しているようで少し情けなく思っている。


上記のような歴史に対する理解はある程度日本人として当たり前だと思う。また政府はもっと外交上、毅然とした態度を取るべきだろう。


しかし、僕は植民地となり他国の支配下におかれた韓国の人々の心も我々は忘れてはならないと思っている。


いかに、日本の統治下において経済的に発展し豊かになったとしても、他民族に支配されるというのは決して気持ちのよいものではないはずだ。(まして、韓国的には日本は弟かなんだかしらんが、下らしいし)


もちろん、豊かになって喜んだ人もたくさんいただろう。しかし、複雑な気持ちの人もたくさんいたはずだ。

そういった人間の感情はちょっと考えればわかるはずだ。


たとえば、李氏朝鮮は本当に貧しかったから日本の植民地支配で豊かになった朝鮮人はもっと日本人に感謝しなければならないという一方的な論調を振りかざす人がいるのはどうかと思う。もちろん、それが事実であったとしてもだ。


だから、韓国の人が過去に持ったであろう複雑な感情に対してまったく理解を示さないのは僕は多いに疑問である。我々は外交上毅然とあるべきだし、あるいは日本人として日本の歴史に誇りを持つべきだが、同時に相手国の複雑な感情を慮ることは必要だと思う。(もちろん、それは日本に跋扈する売国政治家のようにすぐ謝罪したり金を出すということを意味しているのではない。)


まあ、でもそもそもずっと中国の属国だったんだから、支配国が日本に変わっただけだって言われたらま、そうなんだけど。逆に言うとずっと支配を受けてきた民族の悲哀と複雑な感情というものもあるのだろう。


いずれにしても、韓国のここ最近の発展はまさに明治の日本が期待した姿だと思っている。どこまで続くかはわからないが、我々はもっと素直に喜ぶべきではないだろうか?


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