この研究を発表したのは、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の研究者、カナザワ・サトシ氏。調査結果によると、外見が魅力的な女性は平均よりIQが11.4ポイント高く、また外見が魅力的な男性は平均よりIQが13.6ポイント高いという結果が出た
までも、これって人類の歴史を考えれば当たり前の気もする。
なぜなら・・・
IQが高い人間は人生において成功し高い所得を得る可能性が高い。(あくまで可能性であり、例外も多々あるはずだけど)
↓
成功した人間は美しい女性と結婚する可能性が高い。
↓
生まれてくる子供はIQが高くて見た目もいい可能性が高い。
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この連鎖。
それでも昔ならば身分などの社会の流動性を阻害する要因が多々あったし、戦争や革命によって社会の上層階級が一掃されるというシャッフルがあったはずだ。また、それほど発展してない社会では現代ほどはあらゆるところにおいて(良くも悪くも平等な)競争の原理が働いていなかったかもしれない。
しかし、現代社会においては・・・
①過去に比べればいろんな制約が取りはずされてかなり機会が平等になってきている。よって、能力(と努力)がより重視される。
②また、競争することが当たり前の世の中になってきているし、昔に比べればはるかに平等なものになっている(もちろん、そのことが世の中の発展にかなり寄与しているのも事実)
こう考えると上記のサイクルはますます強まり、イケメン(美女)のIQが高いという傾向はますます今後は強まるかもしれない。平等な競争がかえって格差の固定を強めていく可能性は高いんじゃないだろうか。
もっといえば、見た目がいいほうが収入が高いという研究もあるらしいから、(過去記事→美人は本当に特か・・・? 統計的(経済学的?)には・・・ )IQと見た目でダブルでお得?
努力が大事だという反論は多いにあるだろうけど、努力できる遺伝子なんてのもありそうだからなあ。
でもまあ、これはあくまで傾向だから、個人ベースでは努力しだいでIQや見た目なんてどうにでもできると思うけれどもね。整形という手段もあるし。。。笑
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