C50 磨き編 ヘッドライト | Engineer’s Laboratory

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カブを綺麗にしていますが、今回はヘッドライト周辺です。

 

リムはクロムメッキがサビサビ、レンズも曇った感じです。

 

取り合えず取り外します。

 

固定しているの斜め下のプラスビス2本だけ。

 

配線はギボシで接続されているので、これを引っこ抜くだけです。

 

 

これが摘出されたヘッドライトです。

 

リムは軽く拭いてるので若干光沢がありますね。

 

 

バルブ関係を外します。

 

 

リムを外すにはこの針金みたいな金具を外せばOKです。

 

 

まずはレンズから磨きます。

 

 

ガラス表面をピカールで磨きました。

 

 

これだけで輝きが増し増した。

 

 

しかし、レンズは内側が汚れています。

 

パッと見は分かりませんが、走行や温度差によってバルブの隙間からホコリが侵入して付着しています。

 

 

ウエスを突っ込み、割りばしでグリグリすると汚れが取れます。

 

レンズに曇った感じと筋が見えますか?

 

この曇りが汚れです。

 

これでレンズが綺麗になりました。

 

 

次にリフレクターを綺麗にします。

 

こっちは棒を入れることは出来ませんので、ゴム手をして指を突っ込んで、ピカールを少量付けて撫でてやります。

 

全体に行きわたったらウエスを小さく切って、指先を使って拭き上げます。

 

 

これで完成です。

 

 

 

続いてリムですが、これも綺麗に磨いてやります

 

 

 

リアキャリア同様にホイールクリーナーをぶっ掛けます。

 

ただ、メーカーさんの使用用途を無視した暴挙なので、自己責任でお願いします。

 

 

塗布した瞬間から紫色に変色し、そのまま放置すると錆びが還元され、黒く浮き上がった状態になります。

 

それをブラッシングで落としつつ、ホイールクリーナーを掛けていきます。

 

 

これによりかなり楽に錆を除去出来ますが、頑固な錆びには回数で勝負です。

 

 

流水とブラッシングで溶剤と錆びを洗い流し、ウエスで拭き上げると錆が結構取れます。

 

完璧ではありませんが、これくらい綺麗になりました。

 

 

後は細かなパーツも綺麗にし組み立てます。

 

ビスは電ドルに咥えさせ、ピカールを付けたウエスにグリグリやると一瞬で綺麗になります。

 

 

右がBefore、左がAfterです。

 

ヘッドライトやメッキ部分が綺麗になるだけで、古さを感じなくなります。

 

費用対効果では新品の社外品が良いかと思います・・・。

 

マルチリフレクターも出てるのでそっちの方が明るいと思う・・・。

 

 

まあ、お金を掛けずにやるのはこれくらいで十分だと思いますね。