C50 シート修理編 アンコ抜き | Engineer’s Laboratory

Engineer’s Laboratory

孤独なエンジニアによる趣味の世界

前回のブログでは破れたシートを引っぺがしたところまでやりました。

 

やはり破れたところから覗いたスポンジが劣化して、痩せているので、かなりえぐれています。

 

 

そのまま表皮を被せても、ここは埋められないので、変な形になってしまいます。

 

 

それなら・・・

 

 

あんこ抜きしましょう!今時あんこ抜きって言うのかな?

 

使う道具は人それぞれ違いますが、綺麗に整形しないと表皮を被せるとガタガタになってかっこ悪いですので、私はこれを使いました。

 

 

この鋸は塩ビパイプを切断出来るように設計されていますが、スポンジを綺麗に切るのには便利でした。

 

 

 

 

切りたい部分をマジックで罫書いてから、慎重に鋸を入れてやります。

 

 

食パンを切る様にスライスします。

 

 

このままじゃ、鋸の段差と切断部はエッジが立ってるので、鋸を寝かせて、削るように整形します。

 

 

結構綺麗に出来ました。

 

私の経験上ですが、切り口が綺麗なのはカッターナイフなどの良く切れる刃物ですが、成型が難しく、結構凸凹してしまい、表皮を張ると目立ってしまう。

 

鋸は目の細かいものが使いやすく、仕上がりも良かったです。

 

パン切り包丁も目が細かい鋸みたいになっているので、こういう刃物の方が綺麗になるのかもしれません。

 

スポンジは柔らかく、力を加えると変形するので、少しずつ切る方が良いです。

 

中には手で千切るって強者も居るみたいですが・・・💧

 

 

 

 

このまま表皮を張ってもいいのですが、裏を見ると・・・

 

 

軽く錆を落としてこの状態なので、そこそこ錆びてます。

 

このままだと、錆が侵攻するので、対策が必要ですね💧