クーラーボックスのリメイク【分解】 | Engineer’s Laboratory

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孤独なエンジニアによる趣味の世界

もう季節は冬となり、出番もなくなってきたのですが、クーラーボックスのお話です。

 

 

我が家のクーラーボックスって大小合わせて4個ある。

 

500mlペットボトルが数本入る5Lの小型だが高密度発泡ウレタンで保冷力は高めのもの

 

 

釣り用の18ℓの一般的なサイズだがかなり古いもの

 

大型で60ℓくらいのコールマンだが、20年近く前のもの

 

アイスランドの保冷力の高い45ℓの大型のもの

 

 

 

新旧はあるが、古くても普通に使えるので、大事にしている。

 

そもそも捨てると粗大ごみになるんですよ・・・。

 

 

この中で古いものは釣り用のものとコールマンのやつだ。

 

今回は釣り用のものが痛んできたので、綺麗にしてみたいと思います。

 

全体的に古さを感じさせますね。

 

かなりの年代者だと思いますが、詳細は不明。

 

 

 

 

現行で販売されている商品ではこれが近いかな?と思います。

 

 

 

 

 

ネットオークションやフリマ関係で古いクーラーボックスを探しても同じものは見つからず、ダラダラと見続けていたところよく似た形状のものを発見!

 

 

 

容量と色使いが若干違いますが、蓋の形状や金具等の外観はほぼ一致しました。

 

更に探していると・・・

 

 

 

こちらは色使い以外が一致しています。

 

ただ蝶番がこちらは金属製なので、その違いはあるものの同じ金型で製作されていると判断して良いでしょう。

 

更に見つけたのがこれ

 

 

色味はほぼ同じで、サイズ違いの様です。

 

蓋にあるステッカーは

 

 

あの釣り具メーカー SHIMANO ではありませんか!

 

現行のシマノ製クーラーボックスだと、真空パネルが入っていて、3万とかしますよね💦

 

私の貰ったクーラーボックスのステッカーは違ったのでOEMで生産された商品だと思われます。

 

完全に色塗り替えたら、シマノのクーラーボックスだと言ってもバレませんよね?

 

マツダ・AZオフロードの外装を社外品に変えて、スズキ・ジムニーですって言っても分からないようなもの・・・

 

 

クーラーボックスの素性はなんとなく分かって来ましたが、令和の安物クーラーボックスに勝てるのか?

 

ってことが問題です。

 

安物に勝てないなら、ただの箱です💧

 

まずは外観が綺麗にならなきゃどこにも連れて行きたくありませんよね?

 

 

 

このクーラーボックスは見ての通り、表面の樹脂が劣化して白くボロボロになっています。

 

でも壊れているわけではないので、これを綺麗にすればまだまだ使えると思います。

 

 

実は、大工をしていた親戚から譲り受けた大工道具の一つでした。

 

譲り受けてから数年後に他界しているので、形見みたいなものになっています。

 

形見といいつつ、そのまま使う必要はないと私は思っています。

 

そのままの形で維持できるものはそれがベストだと思いますが、劣化したり、傷んできたものは綺麗にしてやる事でもっと長く使える様になるはず。

 

そうやって修理したり、リメイクすることで、長く使ってあげることの方が大事だと私は思います。

 

 

 

 

どうリメイクするか?

 

まずは外装を綺麗にする為、塗装します。

 

 

塗装の為にバラバラにするので、中に入っている断熱材が発泡スチロールだと思われるので、断熱力をアップさせたいと思います。

 

 

では分解しましょう。

 

蓋や紐を外し、殻割りします。

 

やはり発泡スチロールでした。しかも極薄です💦

 

金具類を外すと殻割り出来ます。

 

 

こちらも発泡スチロールが入っていました。

 

これは市場で買って帰る海鮮を入れる発泡スチロールの方が断然分厚いですよ💧

 

こりゃちょっとまずいですね。

 

取り合えず全バラしました。(写真撮り忘れた・・・)

 

 

後は塗装です。