第一種作業環境測定士 粉じん 試験勉強③ | Engineer’s Laboratory

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試験当日まであと1週間となりました。

 

最後の追い込みの時期ですね。

 

私の場合、やっと勉強を始めたと言ってもいいのだが・・・。

 

今回はブログに、過去問を元に必要な文を書いて覚えます。

 

 

 

●相対濃度計について(2問)

 

・散乱光の強さは、光学系と粒子の系が一定であれば、粉じんの濃度に比例する。

 

・感度調整は、光源からの光が通る部分に標準散乱板を挿入して行う。

 

・計数値は、空気吸引流量の変化に影響されない

 

・0.1μmよりも大きい粒子と数μmの粒子では、個々の粒子の散乱光の強度は、数μmの粒子の方が大きい

 

・数μmの粒径の粒子による散乱光強度は、全方向において一定ではない。

前方散乱が最もは強くなる

粒径の小さい粒子は全方向においてほぼ一定となる。

 

 

 

・光散乱方式の相対濃度計では、同じ粉じんで、粒径が0.5μm程度より大きいと、粒径が大きくなるほど質量濃度変換係数は大きくなる

 

・光散乱方式の相対濃度計では、粒度分布が同じであっても、石英粉じんと酸化鉄粉じんの質量濃度変換係数は同じになるとは限らない

 

・併行測定で得られた粉じん濃度が1.50mg/m³で圧電天秤方式の粉じん計の5回の平均濃度が1.20mg/m³の倍の質量濃度変換係数は、1.25である。

※ 1.50[mg/m³]/1.20[mg/m³]=1.25

 

・併行測定は、測定点のうちいずれか一点以上で行わなければならない。

 粉じんの発生状況や気流の影響等を考慮して行う測定はB測定である。

 

・光散乱方式の相対濃度では、研磨作業場での質量濃度変換係数は、発生源の近くでは大きく、発生源から離れると小さくなる傾向がある。

 

 

 

・散乱光の強度と入射角の強度との比は、入射光の波長によって変化する。

 

・粒子による散乱光の強度は、散乱角度によって異なる

 

・粒子による散乱光の強度は、その屈折率によって異なる

 

・粒子の粒径が一定であっても、粉じんの種類が異なっていると、相対濃度の値は同じではない

 

・同じ組成、同じ質量濃度の粉じんでは、粒径1μmの粒子の方が、10μmの粒子より軽数値が大きい

 

 

 

◎粉じんの相対濃度計の質量濃度変換係数(K値)を求めるため、サンプリング時間を60minとして併行測定を行い、次の結果を得た。

  質量濃度:0.57mg/m³

  相対濃度:450cpm

これらの値から求められるK値の最大誤差えお求めよ。

ただし、

  粉じんの捕集流量:20ℓ/min

  粉じん捕集前後のろ紙の秤量誤差:それぞれ0.005mg

  吸引空気量の測定誤差:2.0%

  軽数値の誤差:10カウント

とする。

 

解き方

 秤量誤差と軽数値の誤差と吸引空気量の測定誤差を足したものが最大誤差である。

 

 注意するのは捕集前後でろ紙を秤量するので、2回測定していること。

 

 捕集された粉じんの質量を求める。

  0.57[mg/m³]×20[ℓ/min]×60min = 684[mg・ℓ/m³]

  単位の ℓ/m³ の部分は 1000ℓ=1m³ であるから、1/1000を掛けると相殺できる。

  684[mg・ℓ/m³]×1/1000[m³/ℓ] = 0.684[mg]

  この誤差は

  0.005[mg]/0.684[mg]×100% ≒ 0.73%

  これが2回測定されるので

  0.73%×2 = 1.46% ・・・①

 

 次に軽数値の誤差を求める。

  10[カウント]/(450cpm×60min)×100% ≒ 0.04% ・・・②

  ※[cpm]は[カウント/min]のことです。

 

 吸引空気量の測定誤差は2.0%なので、これと①②の答えから

  1.46%+0.04%+2.0% = 3.5%

 となる。