ストレスについて | Engineer’s Laboratory

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今回のブログはいつもと違った内容ですよ。


さて、みなさんはストレスって不用だと思いますか?

結論から言えば必要です。

しかし、過剰なストレスは身体によくありません。

そのことについて衛生管理者の私からアドバイスを少々書き残しておきましょう。

もちろん私は医師ではありません、ただのエンジニアです。
第1種衛生管理者の資格を持ち、会社で衛生管理者に選任されており、少しだけ知識があるというだけですので、専門家の方からは何言ってるの?って思われるかもしれませんが、これは私の経験を元に書きますから参考程度にお願いしますね。


 交感神経は緊張状態

まずはストレスって何なのか?です。

簡単に言えば緊張状態です。

緊張すると人間は交感神経が活発になります。

するとどうなるか?

心拍が増加、唾液は減少し、血圧上昇、血管は収縮、骨格筋は緊張し、気管支は拡張、呼吸が早くなる。

これは、動物が危険な状態になった時に現れます。

敵に襲われていたり、闘っている時です。

速く走ったり、力を出したり、怪我をしても出血量を抑え、傷みを感じにくくする状態です。

この状態は全力で闘うのだから、体内の消化器官などは停止状態になります。闘うことに不要なものは排除された状態です。

火事場の馬鹿力ってやつが出せる状態、リミッターが解除された状態です。

しかし、人間の日々の生活の中で、こんな状況って一握りですよね?

命の危険が迫ってるなんてほぼ無いとも言えるでしょう。



 副交感神経はリラックス状態

この逆にリラックス状態では副交感神経が活発になります。

リラックス状態の時には身体の治癒を行うようになっています。

闘った後の療養の時間って感じですね。

交換神経と副交感神経を合わせて自律神経と言います。

この自律神経のバランスが取れなくなると様々な問題が身体に起こるのです。

緊張状態が長引けば消化器官などの動きは停止したままで身体を治癒する時間が減ります。

そうなれば、身体の至る所に支障が出てくるのは想像出来るでしょう。

骨格筋が緊張状態になると、肩や首のこりになり、脳への血流不足や神経の圧迫を招くのです。

かと言ってリラックス状態だけでも身体はダメになってしまうのです。

この緊張とリラックスの状態をスムーズに切替出来ると強いストレスを受けたり、激しい運動をしてもすぐにリラックス状態になり、身体の治癒も出来るのです。


自律神経がどんなものか何となく分かってもらえたかな?



 ストレスを楽しくする

現代社会の問題はストレスが多すぎることだ。

それを理解しなければならない。


かと言って、ストレスを無くすことは出来ない。

ならば、ストレスを受け流すこと。ストレスをストレスとして感じないことが重要です。


ではストレスになる事をやらないでいいのか?それは無理でしょう。

例えば子供にとってのストレスと言えば「勉強すること」これがトップでしょう。

親から勉強しなさいと言われることがストレス。

でも、すべての子供が同じストレスを感じているかというとそうじゃない。

勉強が好きな子供にとっては苦痛じゃないです。

嫌なことを好きになればいいってこと。

そんなの無理だろって思うだろう、それはあなた次第です。

嫌なことをやってるでもそういう自分がカッコいいな、素敵だなって思えるならそれだけでストレスは減ります。

また、嫌なことを楽しくやるのも一つの方法です。

例えば毎日機械のスイッチを何回も押してるのであればちょっとリズミカルに押してみる。これだけでもちょっと楽しいって感じるんです。

こういう考え方に特化した人が居ます。それは所ジョージさんです。

気になる方は所さんの記事を読んでみるといいです。

ああいう考え方を真似してみると世の中の見え方も変わってきますよ。


 深呼吸をすること

嫌なことを楽しく思うなんて簡単には出来ないですよね?

難しい場合は深呼吸しましょう。


その理由ですが、まず呼吸についてご説明しましょう。

息を吸う時と吐く時では自律神経が違います。

吸う時は緊張し、履く時はリラックスするんです。

鼻から息を一気に吸い込んで、口からゆっくり吐き出す。

吸う時間より吐く時間を長くしましょうね。リラックスの時間が多いほうがいいですから。

腹式呼吸をやりましょう。

浅い呼吸は交感神経の方が優位になるので意味ないです。



 笑顔を作ろう

笑うこと、不思議ですがこれだけで効果は高いです。

それに、無理やり笑顔を作ることでも効果が出ます。

人間は不思議な生き物で、笑顔を作ることで、脳は錯覚を起こし、楽しい状態だと思い込みます。

人間の脳は無いものをあるように、あるものをないように、勝手に処理しちゃうんです。

過剰なストレスで、緊張状態が続けば、リラックス状態に戻す方法を忘れちゃうんです。
ならば、強制的に笑顔にすることでリラックスさせることも可能だとおもいませんか?

熱が出ると寒気がしますよね?実際は熱いんです。それが異常だと判断した脳が寒いと感じさせているだけです。

もちろん専門で研究されてる方からすれば何を言ってんだって言われるだろうが、自分のやってる事や考えが正しいって証明出来るのか?

そんなことより、苦しむ人を減らすことが先決だろう。


 ストレッチも重要

最後にもう一つアドバイスです。

デスクワークや同じ姿勢で長時間仕事をされる方って多いと思います。

肩や首のストレッチをやった方がいいです。

筋肉が緊張状態のまま長引くとそのまま固まってしまうのです。



 専門医にご相談を

今回紹介した内容は特効薬でも万能薬でもありません。

自律神経失調症やうつ病で悩んでいる方にも効果はあるでしょう。もちろん個人差はあるでしょう。

病気は簡単には治るものではないです。時間を掛けゆっくりと治すことです。

誰でもいつでも出来る療法ですが、症状が重い方は専門医に相談するのが一番です。

そして、焦りは禁物です。何故なら、焦ると交感神経が働いてしまうから。

焦ってはリラックス出来ませんからね。



ここでも問題があります。

専門医も人間ですので完璧ではないということ。

自分と医師が合わないという場合もあります。と言うか良くあります。

もちろん初めから医師を疑いの目で見ては全て悪い方向に向かってしまうでしょう。

言い方を変えれば医師は頭が良ければ成れるものです。

外科と違い、心の病ですので、目には見えないし、中々理解してもらえないこともあるでしょう。

薬飲めば治るようなものじゃないということ。しかし、薬は症状を和らげる効果があります。

身体が慢性化した緊張状態の為、おかしくなってしまったのであればそれは薬が解決してくれるでしょう。

問題は身体のバランスを元に戻すことです。

そうしなければ薬を飲み続けなければなりませんし、薬の効きも悪くなるので徐々にキツイ薬になってしまいます。

薬を飲みつつ、心を癒すことで自律神経のバランスを取り戻すようにするといいでしょう。

やってみたいことをやるのもいいし、くだらない事をやるのもいいですよ。

リラックス状態を作って身体を休めましょう。


 ストレスチェックについて

ある程度の規模の職場ではストレスチェックというシステムが義務化され、受けたことのある方も居られるでしょうが、あれは根本的な解決には至りません。

一般的には簡易的なチェックシートを記入し、自分のストレス度合いを確認するというものです。

その中でストレスが高いと評価された場合、医師との面談が出来ます。

その結果を医師が会社側へフィードバックし、会社は何らかの対策をしなければならないというものです。

しかし、30分程の面接はただの事情聴取に過ぎず、本人の思っていることや職場での内容をそのままメモって提出するだけであり、解決にはならないことの方が多いです。

自分の心の状態を把握する程度のものと思って受けてくださいね。

面接で医師に不満をぶちまけても会社側から悪い扱いをされる可能性が高いです。

法律ではストレスチェックの内容で不当な扱いをしてはならないと法律で決まっていますが、結果として、部署移動や作業内容の変更に伴い、給料のカットや別のストレスを受けるということになったりします。

実際、ストレスチェック後に会社から仕事内容を増やされ、出来ないなら給料カットという扱いを受け、退社してしまった人も居ます。

今回こんなブログを書いたのは会社でやっているストレスチェックが意味がないというより逆効果になってしまっているからだ。
職場によっては良い方向に向かっている場合もあるだろう、しかし、ストレスチェックの意味や重要性、運営方法など、ちゃんと理解せず、法律で決まったから仕方なくやってるところの方が多いのではなだろうか?

企業にとっては、社員の労働時間を奪われ、費用も負担しなければならないようになる。

これを段取りする衛生管理者が一番ストレスを受けることになるのだが・・・

誰が守ってくれるのか?会社は守ってはくれません。

信頼出来るのは自分、家族、友人です。

いろんなものを溜め込み過ぎた人は、誰かに聞いてもらうようにしましょう。

そこから道が開けることもありますよ。


 どんな専門医が良い?

私は阪口周二医師の講演を聞いたことがありますが、非常に勉強に成りました。

彼は自らストレスによる体調不良を経験され、克服されたそうです。

経験者でなければ分からないことって多いと思う。

どう接するのが良いか?何が問題でどうすると良いか?

患者の目線と医師の目線の両方が分かる彼なら信頼出来ると感じた。

結構人気のある医師のようなので予約も大変かもしれませんがね。

阪口医師のような診療をされる医師を探すこともいいでしょう。




 私が思う事

エンジニアである私の経験から言えばロボットや機械は故障や不具合があれば、簡単に修理できる、

その修理も決まったものだ、だからやり方さえ分かれば誰でもできるし、簡単に完治するんです。
ダメなら部品交換とかね。

人間で言えば外科に似てます。ダメな部分を切って縫って、金具入れて・・・。もちろん人間と機械は違いますけどね。

心は紙のようなものです、すぐにくしゃくしゃに潰れるし、破れたりする。

くしゃくしゃに丸めた新聞紙を広げるのって大変ですよね?

急いで広げると破れたりします。

心は部品交換出来ません。

でも、少しずつ元に戻せば必ず広がりますからね。