シートロックの怪 | Engineer’s Laboratory

Engineer’s Laboratory

孤独なエンジニアによる趣味の世界


先日のトライアンフ・ボンネビルのシフトペダルに引き続き今回はシートロックについてです。

ボニーのオーナーさん達は察しが付いたのではないでしょうか?

シートを外すのが非常に面倒くさいことです。

国産車の場合、カギを挿して、回すとロックが外れシートが外せるものが殆どです。

それに対してボンネビルのシートはボルト2本で固定されています。

そのボルトは六角穴付きの為、六角棒レンチが必要になります。

これは車載工具の一つとしてサイドカバーに収められています。

そのサイドカバーはどうやって外すのか?

コインです。

私も納車の時に開けました。

でも10円玉じゃ軟弱過ぎて曲がりました・・・。

銅より硬いニッケルが入った100円玉とペンチで開けましたよ。

車載工具出すのにペンチって意味分かんないよ。

車載の六角棒レンチは短いのでシートの奥にあるボルトを緩めるのは大変です。

このボルトも硬くて素手じゃ回せませんでした・・・。

こういう煩わしさを解消する為、ボニーオーナーは市販のノブを使ってシートを工具無しで開けられるようにカスタムされています。

ただ、市販のノブってプラスチックで、クラシックなデザインのボニーではバランスが悪い気がした。

もちろん機能性は重視したいので、会社のカタログを物色し、見付けたのがこれ。

イメージ 1

NBK(鍋屋バイテック)のステンレス製のノブです。

SUS304相当の鋳物です。

鋳物なので、表面はザラザラです。

折角なので、光沢を出してあげましょう。

鏡面までは行きませんがバフ掛けしました。

イメージ 2

このままじゃ短いので寸切りボルトとパイプを適当な長さに合わせてカット。

イメージ 3

寸切りボルトとノブを溶接で固定し、パイプとノブも溶接しました。

イメージ 4

こんな感じのものを2個製作しました。

これをボニーに取り付けて完成です。

イメージ 5

もう1枚

イメージ 6

これでかなり便利になりますね。

シートにネットを引っ掛けるのにも使えそうです。


お気づきの方も多いでしょうが、このノブを選んだ理由は2つ。

ステンレスだから錆びないことと、ノブが三角形であることです。

トライアンフのロゴに、逆三角形のものあります。


これで、玄人の仲間入りが出来たかな?

ボニー初心者なので、奥深い世界はまだまだありそうな気がしてなりませんね。

でも、こういうのもバイクの楽しみの一つだと思います。

乗るのも楽しいし、弄るのも楽しい、これから先をどう楽しんで行こうかと考えるのも楽しい。

バイクっていいものですね。