以下のような掲示物が、出向先のオフィスに張り出されていました![]()

「AI 第一のソフトウェア開発」
・・まあ、今や常識的なことですよね![]()
ここ数年で、ソフトウェア開発者の仕事は「コードを書くこと・(自分で)デバッグすること」から「AIに作らせたりデバッグさせたりしつつ、確認・修正・統合すること」へと移行していると言われています。
DORA(DevOps Research and Assessment)によれば、90%以上のソフトウェアエンジニアが業務でAIを利用しているとされており、
今やAIを使ったソフトウェア開発は「試験的」ではなく「欠かすことのできない日常業務の一部」になったと言われています。
もちろん私自身も、AIなしで仕事をするというのはほぼ考えられない状態です![]()
さて、それで上記の掲示物ですが、誰かが以下のような紙を(たぶん半分冗談で)上記の掲示物の下に貼り付けていました![]()

「Human Employees second(人間の社員は二の次)」![]()
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・・まあ、現状日常茶飯事のようにソフトウェア開発系の社員がレイオフ(解雇)され続けている現状を目の当たりにすると、
上記のいたずらも、半分冗談だけれども 本心では今日レイオフになるか、明日レイオフになるか。。と気になって仕方がないといった気持ちが見えます![]()
もちろん、仮にAIがコードの30~50%を下書きしても、開発者の仕事量が30~50%減るというわけではありませんが、
仮に、例えばじゃあ20%の仕事量が確実に減ったと仮定した場合、
健全な組織の在り方としては、その20%の Utilization(利用可能なリソース)を、
今まで時間がなくて手が付けられなかった部分や、新規に開拓していくべきエリアに手を出していくことに割り当てていく、ということだと思います。
しかし実際には、その20%分の開発エンジニアを即レイオフ(解雇)する、ということが
出向先の会社を含む、ほとんどのアメリカの大規模ソフトウェア開発企業で行われているように思います![]()
ただもちろん、大規模ソフトウェア開発企業の経営陣はバカではないので(というか間違いなく世界の天才集団といえる人たち)、
すべて分かった上でやっていると思います。。
これは想像の域を越えませんが、おそらく経営陣の考え方としては、
「今まで時間がなくて手が付けられなかった部分や、新規に開拓していくべきエリアに手を出していくことはもちろん考えている。だから(レイオフで人員整理した後で)そのための新規募集をかけるから、興味があればそこに応募すればいいし、こちらとしても もっといい人材が来る可能性もあるからそれらをすべて精査したうえで、より強い組織をより将来性とやる気の高いメンバーで固めていきたい」
という類のものではないかと思われます。
まあ、正論でしょうし
、
これまでもそういったやり方(どんどん社員を入れ替える)によって、アメリカの企業は成長してきたのだと思います。
したがって我々は、その「新規募集」されるであろうエリアに入り込んでいけるようにスキルを磨くしかないと思います。
そのような状況において必要なスキルは何なのか?
もはや単純なコーディング能力やデバッキング能力が評価されることはないでしょうし、
(ちょうど、四則演算が高速にできるというスキルが一般企業の採用試験であまり有効にならない、というようなことと同じかと思います)
単にAIとMCP(モデル・コンテキスト・プロトコル = AIと外部ツールやデータプールとをつなぐための共通規格)を駆使してちょっとしたことを即興で自動化できる、というだけでは響かないと思われます
おそらく今後は、これまでは何十人も 何百人もかかわって構築・運用していたような巨大システムを、一人のエンジニアが全部、なんなら一人で複数の巨大システムを全部やるような状況になっていくものと思われます。
なので とりあえず考えられるのは、超大規模システム(例えばGoogleのような検索エンジンや、Youtubeのような動画配信システムなど)を、ゼロからすべて一人で構築して短期間でリリースできる(もちろんAIを駆使して)ような能力でしょうか?
・・それをただ実験するだけでも、莫大なクラウドリソースが必要となりますので、単なる勉強のためだけであってもかなりのお金がかかってしまうと思います![]()
うーむ、どうやってそのようなスキルを磨き、実験的に大規模システムを構築するか・・
もう少し試行錯誤してみたいと思います。