アメリカでの就職活動をするにあたって、前の記事でも若干書きましたが(関連記事)、何人かのアメリカでの転職経験者の方々と直接話をする機会をいただけました![]()
彼らからすれば、私は全く面識のない他人のはずなのですが、
「お話伺いたい」という旨をSNS経由で伝えると、快く引き受けてくださり、初対面なのに、またそのうちの一つは結構夜中だったのに、1時間以上も有益な情報を話してくださりました![]()
・・転職活動に限ったことではありませんが、本当に優秀な人というのは物凄く親切な人がほとんどだと思います。
もっとも今回は、初対面とはいえ少なくとも彼らは皆私と同じ会社で働いていたこともあり(面識はありませんでしたが)
また、同じ市内に住んでいる日本人というだけでも、全くの他人ではないと思っていただけたのかも知れません![]()

さて、彼らのキャリアを伺うと、2~5年くらいの間隔で転職をされています。
既にアメリカの中で5社前後の会社で働かれています。
アメリカの常識では、特にシリコンバレーなどのIT業界では、
同じ会社で働く平均年数は2~5年![]()
同じ会社に10年以上留まる人は10%未満![]()
・・ましてや終身雇用(新卒で入った会社にリタイアするまでいる)の形で30年以上のキャリアを終える人など皆無に等しい、ということのようです![]()
※もちろんアメリカに特化した話で、かつIT業界に特化した話です。日本の常識とは異なると思います。
また日本では、「転職」というと一般的にネガティブな印象があるような気がしますが、
アメリカではむしろキャリアアップ、ステップアップの機会であり、「今の仕事に不満があるから転職する」というケースよりも
むしろ「ここではすでに3年も働いて成長できたから、次のレベルの仕事を探してステップアップしよう」という形で転職し、もちろん給料も仕事の責任も増やしていく、という考え方が常識だということでした。
もっと言うと、アメリカの常識で言えば、「3年以上働いた職場でレイオフにあうのはラッキー」と考えるべきということで![]()
その根拠は、
上記の通り、3年以上働いた会社を辞めて別の会社でステップアップを図るのはごく普通のことと言えると思いますが、それを進めるにあたって、
1)自主退社ですと、当然ですがパッケージ(特別退職金)が出たり、退職後半年程度の期間高い保険を会社が負担してくれたりという特典はありませんし、さらに退社前にいわゆる業務引継ぎ(結構大変ですよね)をしなければなりませんが
、
2)レイオフですと、まず当面は給料をもらいながらじっくり転職活動に専念でき、そして別の会社にステップアップ転職してしまえば、パッケージ分はそっくりそのまま「タナボタのボーナス」になり(しかも大企業ではかなりの額です)、
ついでに言えば前職の引継ぎといった面倒はレイオフの場合しなくていいのが普通です
。
なので実は「そろそろレイオフしてほしい」と心の中で思って仕事をしてる人もアメリカでは少なくないのだそうです![]()
つまり、レイオフはキャリアアップの大チャンス(しかもオマケのボーナス付き)だということになると思います![]()
(ついでに言いますと、「そろそろリタイアしようかな」と思っていたような人には、レイオフは渡りに船、損することは何一つない、嬉しいだけのことだと思います
。実際、今回一緒にレイオフになった中にはそういう人たちが何人かいて、嬉しそうでした![]()
)
・・ただ、実は上記のようなアメリカの常識は、私も薄々感づいてはいました。
それでもレイオフを恐れていたのは、「別の会社の就職試験に受かる自信がない」からに他なりません![]()
もちろん私も、今の会社の中で、これまでに何度も別部署の試験を受けてきました。
試験では社内の候補も社外の候補も同等に扱われ、4~8回もの面接やテクニカル試験を突破しなければなりませんでしたが、
そうは言っても、やっぱり社内での就職活動は有利だったと思います。
何と言っても、社外からの応募に比べて私のレジュメを読んでもらえる可能性は高く、リファレンスしてくれる(推薦してくれる)人がついてくれることも結構ありましたので、
やっぱり有利だったと思います。
その点、今度は外部からの応募ということで、ろくにレジュメも読まずに捨てられていくという状況が、まず第一に大きな壁になっています![]()
なお、「別の会社で実際に業務をこなせる自信がない」わけではありません。
もちろん、新しいことを大量に覚えなければいけないでしょうし、大いに苦労するのは間違いないと思いますが、
これまでの人生でやってきたように、「石にかじりついてでも、血反吐をはいてでも、何が何でも結果を出す」というスタンスで死に物狂いで取り組めば まあ大抵のことはなんとかなると 思っております。
・・クールではありませんが、それが私の生き方です![]()
しかしながら、入社試験を突破するにためは、根性論だけではどうにもならないということも分かっています![]()
したがって 今の段階でやるべきことの一つに、入社試験を突破するための技術を磨くということがあると思います。
何をどうやって磨くかについては、また別の記事にしたいと思います。