アメリカでの4回目の献血は、一筋縄ではいきませんでした
3回目までは問題なく献血できる条件をクリアし、普通に献血できていたのですが、
(3回目の記事)
4回目の献血の際に、最初にまずHemoglobin Level(血色素量)を計測してもらったところ、12.6g/dL しかなく、献血をさせてもらえませんでした
Hemoglobin Levelとは、血液中のヘモグロビンの濃度を表す値で、これが13.0以上でないと献血ができないということでした
(※ちなみに、日本では男性の場合12.5以上ならば200ml献血が可能で、13.0以上ならば400ml献血が可能だそうです。アメリカには400mlの献血しかないので、13.0に満たなかったら門前払い、ということだったようです。
なお 女性の場合は12.0以上で200ml献血が可能、12.5以上で400ml献血が可能となっています)
Hemoglobin Levelが低いということは、貧血気味ということなのですが、あまりそういう自覚はありませんでした。
とにかく、24時間以上間を開けなければ再検査も受け付けないそうで、仕方なくその場は引き下がり、
翌日以降で、うちの会社のキャンパス内で献血ができる日を検索したところ、
12月の最初の週に空きがあったのですぐに予約を入れました。
・・しかし、後で気が付いたのですが、その日の献血は Red Cross (赤十字)が行っているものではなく、もう一つ別の団体Blood Drive という団体が行っているものでした。
おそらく日本では、公的に献血を実施しているのは「日本赤十字」のみではないかと思いますが、
アメリカには2つの団体があるようです。
とにかく当日、Hemoglobin Levelを心配しながら会場へ。。
そして計測してもらったところ、今度は15.3g/dL ということで全く問題ありませんでした
というか、なぜ前回基準値を下回るHemoglobin Levelだったのかが謎です。
会場の雰囲気・スタッフの対応はRed Crossとほとんど変わらず、
ベッドが若干違うブランドのものらしかったという程度の違いでした。
ただ、もう一つ問題がありまして、
最初に針を刺した時に、位置が悪かったのか、私の血管に何か問題があったのか分かりませんが、うまく血が流れてこなくて、
刺した針を何度もぐりぐりと回したり前後に動かしたりして、そりゃあ痛いですって
日本で経験していた、日本の新宿や渋谷の献血ルームのナースさんたちの正確で速くてあまり痛みを感じさせずに針を刺す技術は、やはり日本が世界に誇れる技術のひとつだったのかも知れません
何はともあれ、無事にアメリカでの4回目の献血が終了したのですが、
Red Crossではなかったため、ポイントはたまらず、赤十字のタンブラーはゲットできませんでした
もっとも、そもそもPrizeが欲しくて献血をしているわけではないので、次の献血がどちらの団体の対応になるかに関係なく、引き続き可能な限りたくさんの献血をしていきたいです。