オフィスにくる子供たち | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

今の季節、会社で遊ぶ子供たちや赤ちゃんが結構いますlaugh

それも、休日出勤したらいたとか、平日でももう5時過ぎとか、そういう時間帯ではなく、普通に平日の日中にいるのです。


その理由はおそらく、アメリカでは子供を家に残して 親だけ外出するということは法律で禁じられているため(確か12歳まで)、特に共働きの場合かもしくはシングルマザー・ファーザーの場合は高額なDaycare にでも子供を預けない限り、子供を残して出勤できないからだと思います。

<レトロゲーム機はだいたいどのビルにも設置されています。特に子供用ということではなく。>

特に夏休みや冬休みの期間は、学校に行けないのでこうなってしまうのでしょうね。。laugh


こういう子供たちが一人や二人ではなく、しかも今年に限った話でもなく、

夏休みや冬休み期間に 子供たちが職場にいるという状況は普通のことなので、

私はだんだん感覚がマヒしてきてしまっているのですがlaugh

日本では職場に社員の子供たちがいるという状況は 通常あり得ないこと、という認識で正しいですよね?_


思えばうちの会社の日本法人では、年に一度「ファミリーデー」というイベントを開催していて(今もやっているかどうかは未確認)、

その日は家族を会社の中に案内できて、子供向けのイベントなども多々展開されていましたが、

その日以外はたぶんダメだったかと思います。

<会社の中にあるビリヤード台で遊ぶ子供たち>

なお、「アメリカのオフィスに子供を入れるのって、受付などで見つからないようにコソコソやっているだけなのでは?」と思われるかも知れませんが、

うちの会社はセキュリティに関しては もう嫌になるくらい厳しい会社です。
最近またさらに厳しくなりました_

子供たちがビル内に日中から入っているというのも、受付で子供たちをしっかりレジストレーションして 一時的な名札を発行してもらって入っています。
赤ちゃんは多分発行していないでしょうけれどlaugh



つまり、「子供が日中オフィスに入る」ということはコソコソやっているわけではなく、コンプライアンス的にOKということで入っていると言えると思います。


結局のところ、おそらくこれは文化的な違いによるものだと思われます。

つまり、日本では会社に子供を連れてくるのは非常識と考えられる文化が定着していると思いますが(少なくとも私が子供の頃はそうだった)、

アメリカでは業務をしっかりこなし、かつ迷惑をかけないのであれば子供を連れてこようが、犬を連れてこようがとがめられないという文化なのだと思われます。ニコニコ