過去最大規模の組織再編成。。 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

毎年7月は、我々にとってはヒヤヒヤドキドキのシーズンです_

理由は、Re-org(大きな組織の再編成)が発表されるとしたら、7月に発表されることが多いからです
※7月はアメリカの年度初めです

とは言え、我々の部門では 3月に大幅なRe-orgがあったばかりなので(関連記事)、

このタイミングでさらなるRe-orgがある可能性は比較的低いと思っていたのですが。。

甘かったですOMG

だいたいいつもそうですが、うちの会社の変化のスピードは 私のイメージしているスピードの倍以上の速さで進行することが多いのです_

そして今回のような類の大きなRe-orgも、いつかはあると(チーム内の誰もが)予想してはおりましたが、まさかこの7月に来るとは思いませんでした。。OMG


もう少し具体的に言いますと、部署ごとごっそり、違う副社長の配下に大異動することになりました。

ただ、違う副社長といっても、同じ製品ラインの開発部門であることには変わりはないので、仕事内容が変わるわけではありません。
ちなみに うちの会社には「副社長」はとても沢山いらっしゃいます。

また、異動するのは我々の部だけではなく、これまで我々の兄弟的な存在だった部の統合や、異動先に元々あった部署が同じ組織として結合されるといった変化があります。

・・口頭の説明ではわかりにくいので_、簡単に図にすると以下のような感じです。


<Re-org前の状態>

 

<異動対象になった部 (薄茶色で塗りつぶされた部が対象)>



<Re-org後の状態 - 現在>


・・図で見ていただいても「なんじゃそりゃ?」というような印象を受けられるかも知れません_

なんというか、不自然な印象を感じられるかも知れません。私もそう思います。
 

この現在の姿はおそらく一時的なものであり、この形のまま当面ビジネスをまわしていくというわけではないと思われます。

1~2か月中にリーダーたちの間で深い議論がなされ、この一時的な状態から一転して、おそらくはシンプルな組織構造になるものと予想しております。

もしくは、我々末端社員にとって最悪のシナリオなのが、「部長1-1の配下の社員は Layoff解雇)。今まで部長1-1の配下でやっていた仕事は全部GM2のチームが引き取る」みたいな決断ですOMG

・・まあ、どういう形でランディングするのかは現時点では全く分かりません。。


こういう不安定な状況下に置かれてしまうと、どうしても「仕事が手につかない」みたいな心理状況に陥りがちだと思いますが、

そうしてダラダラ過ごしてしまうと、貴重な人生の時間がもったいないと思います。

このような状況の中でどう行動するか - 私の中で気を付けているのは

1.今やっている仕事を、自信と誇りを持って続けること

もしかしたら今の私の仕事は将来別の誰かに引き継ぐことになるのかもしれませんが、
いずれにしてもこの仕事の成果が最終的には世界のユーザーの役に立っているということを忘れないで、
いつだって我々の出せる最高のものを出していくのだ、
という意識を持ち続けることが、結局は自分のためにも最良であると思います。


2.スキルアップにつながること、これから伸びてくる技術に積極的に手を出すこと

結局 会社も 世の中も 常に変化を続けており、今の自分のスキルだけで今の仕事を未来永劫続けられる、ということはあり得ない(芸術家や国宝級職人でもない限り)と思われます。
なので、「ああ、このチームがなくなったらどうしよう。。」と不安を抱えて日々オロオロしたところで 遅かれ早かれその日はやってくると思います。
重要なことは、「その日」が来たとしても、それをむしろ「機会」と考えて 新しい状況の中で活躍できるように日ごろから準備しておくことかと思われます。

なので、「今の仕事にすがる」という姿勢から「いつでも新しい仕事にチャレンジできる」という姿勢へと転換する必要があるかと思われます。


・・まあ、そのような偉そうなことを言っておきながら、それでもやっぱり今の仕事をもうしばらくは続けさせてほしいですね_