新型iPad Pro は物欲をそそる完成度 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

5月17日から販売開始になった新型iPad Pro / Air smile

今回ばかりは、利用用途も値段も抜きにして、素直に「うわ、欲しい!」と思わさせられましたsmile


やっぱり我々技術系の人間は、コスパがどうこうとか、実用性がどうこうとか言う前に、

技術的革新」を手にしたい、と思ってしまうものでしてlaugh

今回の、特に iPad Pro は、掛け値なしにエンジニア的に物欲をそそられる魅力が詰まっていると思いました。

個人的に一番驚いたのは、「OLED (有機EL)の2枚重ねディスプレイ」でしたSurprise


有機ELは通常の液晶ディスプレイとは異なる方法で発色しているので、美しさとエネルギー消費効率がはるかに上になると思いますが、

これを2枚重ねにすることで想像以上の品質となっているということでしたSurprise

・・有機ELを採用した時点でもはや欲しくなりそうだったのに、まさかこれを2枚重ねにしてくるとは思いませんでした。


そしてやはり決め手は、CPUに M4 を採用したということですよね。



 

前モデルが M2 を採用していたので、M3 を飛ばして M4 に行ったという所がまた「想像以上」でした。

M4 には何といっても、AIの計算用に特化された NPU が内蔵されているということで、将来的にAIエンジンを個々のPCやタブレットで動作させるようになった際に 威力を発揮すると思います。

もちろん AI抜きにしても、M2と比較して最大1.5倍のCPU処理速度4倍のレンダリング速度ということで、通常使いでも体感できると思われるレベルの性能アップをしていると思います。

・・だいたいこの2つだけで、もう「うわ、欲しい!」と思ってしまいますねlaugh

他にもさらに薄くなったとか、新しいペンとか、新しいキーボードとか、カメラとか、色々あると思いますが、欲しくなる動機としてはもう最初の2つで十分ですlaugh


ただ、冷静になって考えると、これを購入する意味というのが、少なくとも私にはありません_

結局iPad Pro の向かっている方向性というのは、まず第一に PCの代替となる存在ということ(CPUが現行のMacBookよりも高性能で、メモリ16GB、ストレージ1TB以上といったらもうPCの基本性能以上ですよね

そして、やはり絵を描いたり 動画を編集したりと言った デザイナー系の用途で本領を発揮するということだと思いますが、


私にはまさに「豚に真珠」です_

なお、2枚重ねのOLEDディスプレイも、前モデルと並べて比較したりすれば違いがわかるようですが、前モデルのRetina液晶もすでに 綺麗すぎるくらい綺麗だということで、無理に新型を購入するほどの価値があるかは疑問、という噂です笑い泣き

まあ、今使っているAndroidタブレットが、2021年に購入したもので、しかもその時でさえ「なんとか実使用に耐えられる」というレベルの性能だったので、


やや動きに遅延が見られたり画面が綺麗とは言えない感じだったりはするのですが、

だからと言って 新型iPad Pro は行き過ぎかな、と思います_

何といってもそのお値段たるや、それなりに「欲しい」スペックを選んで、キーボードもペンもつけていくと、1977ドル日本円だと約30万円)ですSurprise



これはもはや、下手なゲーミングPCよりも高い値段ですし、私が今メインで使っているPCの1.5倍くらいの値段です_

もっとも、日本で同じものを選択すると 336400円になってしまうので、アメリカで買った方が有利だとは思いますが。。


ということで、まあ「買わない」ですね_