日本で高校時代の友人たちと麻雀を打ったら。。 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

 日本に行ったら是非やってみたかったことの一つに、「高校時代の友人たちと麻雀を打つ」ということがありました。

・・とは言っても、実は私、日本に住んでいた時期も含めて 本当の麻雀を打ったことがありません_

一応、高校生のころクラスで麻雀が流行り、私も最低限のルールだけ覚えて「ドンジャラ」ゲームの感覚で修学旅行の夜などに参加したことはありましたが、

あれは到底「麻雀を打った」などと言えるような状況ではなく、ただ牌を並べて喜んでいただけでした。_

さらに社会人になってからは完全に麻雀から離れていました。

・・麻雀=ギャンブル、もしくは闇の世界への入り口、のような印象が強かったからです。

しかし現在では、日本の麻雀はネットゲームとしての頭脳対戦ゲームだったり、「Mリーグ」と呼ばれるプロ雀士による競技麻雀を観戦して楽しむといったような、極めて健全なものになっているようです。


ちなみにアメリカでは、「Mahjong (マージャン」というと、多くの場合パズルゲームの方日本では「上海」と呼ばれているもの)を指すようです。



ラスベガスなどには4人麻雀も存在するようですが、ルールはかなり異なるようです。(ドラがなく、王牌がなくて最後まで全部ツモれるなど


そのような状況の中、なぜ私が高校時代の友人たちと麻雀を打ってみたかったといいますと、

1. 日本にいたころ「アカギ」という漫画を読んだり、YoutubeでMリーグの動画を見たりする中で、麻雀というゲームの醍醐味が少し見えたということlaugh

2. 私は実は、大学は理学部数学科卒で、ゼミは数理統計専攻だったので、物事を常に高速で確率・統計的に考える癖がついていますlaugh
麻雀というゲームの本質はベイズ確率ですので、私の確率・統計脳が、 麻雀打ち達にどこまで通用するのか試したかったのです

3.とは言っても、ふらりと雀荘に入って 見ず知らずの人と打つのは流石にリスクが高いです


ということで、元々地頭がよくて 今も定期的に麻雀を打っているという、高校時代の友人たちと打つくらいが一番いいと思ったのです。

麻雀抜きにしても、彼らに会いたかったですしねsmile

ちなみに彼らは社会的にも成功している人たちばかりで、やっぱり能力が高くてバランスのいい人達だったのだと思います。smile


まあ、実力的に言えば、私がいくら数理統計脳を駆使したところで、彼らにかなわないのはわかっています_

しかし、運によるころも少なくない麻雀、5~6回の勝負では、実力差通りの順位にはならない可能性が高い というのも確率的に分かっていますlaugh
※100回戦くらいまでやって集計すると、運に関係なく必ず実力通りの順位になるようです。

ということで、地元に行った日曜の朝、友人の家に4人で集合して、いざ勝負!smile



結論から言うと、勝負にはなりましたsmile

ただ、麻雀打ちにとっては常識的なことも、私にとっては全力で考えなければならないことだったりするため、物凄く脳を回転させる必要があり、

集中力の切れてきた中盤で、連続してラスを引いてしまいました_

それでも最終的にはマイナス6000点で終わり、まあわずかな負けで終わりました。_

とりあえずあの強力なメンバーで、麻雀をまともに打ったことのない私が確率論だけを武器に戦って、トータルで3位ならば上出来かと思います。laugh


なお、私は「これを機会にちゃんと麻雀の定石を覚えよう」とは思っていません。

私は今回、「麻雀を打ちたかった」というよりは、自分の中の確率論がどのくらい通用するのか知りたかったということと、

そして何より、何十年ぶりに彼らに再会したかった、というのが本来の目的だったからです。

でもいつかまた、今度は今回会えなかった友人たちを含めて、お手合わせ願いたい気もしますsmile