職場のキーボードを改善したい | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先月のオフィスの引っ越しにより(関連記事)、大部屋オフィスとなり、

周囲に複数の人がいる状態となりました。
まあそれが普通だと思いますが

これにより、自分のキーボードを叩く音が 周囲の人たちに響いて (私は結構強く叩く癖があるので)皆さん気になるのではないか、と思えてきました。

しかも今使っている以下のキーボードは、メンブレンタイプというタイプで、そこそこ音が出るタイプのものです_



メンブレンタイプのキーボードは、普及型のもっともコストのかからない構造で出来ており、キーをしっかり押し込んで、底が当たらないと反応しない構造です。
当然、底が当たるときに音が出ますので、静かではありません_
ちなみに、デスクトップPCに付属しているタイプのキーボードはだいたいこのタイプだと思います。


もう一つ言えば、このキーボードのカーソルキー(矢印キー)の配置が好きではありません
・・隣のテンキーと隙間なく連続して配置されているため、右矢印キーと、テンキーの0を押し間違えることがありますOMG

そこで、もっと静音タイプの、カーソルキーの配置などにも不満のないキーボードに変えたいと思っていました。


さて、数あるキーボードの中でも最もタイプ音が静かなのは、「静電容量タイプ」と呼ばれるものだと思います。
アメリカ英語では Capacitive Keyboard

 

 

こちらは構造上、キーの底面部が接触しなくても押したことが認識できるため、とても静かなキータッチを実現できるのですが、

最大の問題はアメリカではこのタイプのキーボードはかなりマイナーなようで、Amazonなどの通販でしかまず買えないようです。

つまり、自分でタイプ感を確認してから購入することがほぼできませんOMG


そこで、他にアメリカで店舗で触って選べる 静かなキーボードがないかと思って探したところ、以下のものを発見しました。

 

 

(日本ではおそらく以下のものが同等品)

 

こちらはメカニカルタイプ機械式)と呼ばれるもので、

性能は極めていい一個一個のキーが独立した装置のようになっており、非常に精度が高く 高速タイプに向いています)のですが、

残念ながら、基本的に非常にタイプ音が大きいという特徴があります_

むしろ、キーをたたく「カチャカチャ」という機械音が好きだ、という人のために いい音がするキー軸を採用しているものも結構あります。

したがって私としては、メカニカルタイプは選択肢になり得ない音がうるさいので)と思っていました。

ところがこちらのキーボードは、「Tactile Quiet Keyboard」つまり触知式の静かなキーボードとなっております。Surprise

要するに、キーが底に届かなくても押したと認識する、先の「静電容量式」に通じるものがある方式で、メカニカルにしては静か、ということのようです。

実際に店頭で試したところ、やはり静かな感じで、そしてやはりキーを押す感じがすごく気持ちいいタッチでしたsmile

またキー配列も好みで、デザインもいい感じだったので、こちらを購入して職場で使うことにしました。



・・音に関しては、いままでよりは静かになったと思いますが、まあ少しはタイプ音がします_

ただキータッチの心地よさが素晴らしくて、そのタッチ感だけでも$169(約2万円)の価値はあるように思います。


・・このキーボードがとても気に入ったので、家用にも同じものを置きたいと思いましたが、さすがに2万円もするキーボードを2つ買うのはちょっと気が退けます。_

通勤時に持っていく、という手段もなくはないですが、

このメカニカルキーボードは見た目よりもずっと重く、ズシリとくる感じです。

やはり、キー1つ1つが独立した装置のようになっているため、重いのでしょうね。

ということで、このキーボードはとりあえず職場専用ということで使っていこうと思います。ニコニコ

現在の職場のデスク上のレイアウト