新しいモバイルPCを注文する | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

現在うちの奥さんのメインPCとして使ってもらっているのが、以下のHP製のPCでした。


このマシンは、日本で2018年に購入したものでした。

このマシン、個人的には物凄く気に入っていたマシンで、当時としては基本性能が極めて高く4コアのCore i7、メモリ16GB、SSD512GB、13.3インチタッチスクリーンなど)てWindows11も正式にサポートされているスペックでした。

ところが、内蔵バッテリーがほぼ壊滅状態になりOMG

モバイルノートとしては使えなくなってしまったのです。OMGOMG

この夏、日本への一時帰国旅行も計画しており、

このマシンではちょっと困るだろうということで、

現在 リーズナブルな値段で購入できる、新しいラップトップPC(ノートPC)の購入を検討しました。smile


うちの奥さんのPCなので、

独立したGPU(グラフィック用のプロセッサ)が必要とか、メモリ32GBが必要といったことはない状況ですがlaugh

とりあえず
16GBのメモリ
512GBのSSD
13.3インチ以上14インチ以下のタッチスクリーン
1.5kg以下でコンパクト


といったところは必須条件となっています。ニコニコ

で、上記を満たすラップトップPC(ノートPC)は、600ドル未満6万円未満)でも結構出ており、

その気になればすぐに決められるのですが、

やっぱり、コスパのいい、同じ値段ならば少しでも高性能なマシンを選びたいところです。

そこで、最初に目を付けたのが以下のマシンでした。


こちら、Lenovo製の2in1(タブレット形状にもなるタイプ)で、我々の条件をすべて満たしています。


しかし。

私としては、一つ引っかかるポイントがあります。

それは、CPUが第11世代のCore iシリーズだということです。

現在の最新のインテルのCPUは第12世代です。

・・「一世代前のモデルである」こと自体は全く問題ありません。

むしろ、家電などもそうですが、一世代前というのは最もお得な場合が多いと思います。

最新モデルは必ず高い価格設定がされるわけですが、

型落ちとなった1つ前のモデルはガクッと値下がりすることが多く、それでいて性能的にはまったく現役、という場合が非常に多いからです。

注意しなければならないのは、そのモデルチェンジが いわゆる「劇的な進化」「全くの別物」「世代交代」といったようなものの場合かと思います。

その「劇的な進化」が、たとえ少々高くついても購入するに値する場合には、上記の話は変わってくるかと思います。


・・そして、インテルのCPUの第11世代と第12世代の差は、実はその「劇的な進化」なのです。

第12世代からは、「Pコア(高性能コア」と「Eコア(低消費電力コア」の両方を内蔵し、状況に応じて使い分けるという画期的な新機能を備えています。

また、プロセスルールが第11世代までは長年14nmでしたが、第12世代から10nmとなり、根本的に効率化・省電力化が図られています。
このプロセルールの進化は大きいです。
※モバイル向けCPUの方は第11世代でも10nmのようですが、いずれにしても第12世代への進化は大きいようです


ちなみに過去の大きな進化は、第7世代から第8世代になった時でした。それまで2コアだったモバイル用CPUが、そこを境に4コアになりました。また、Windows11のサポートは第8世代以降となっています。

ということで、今後長く使うことを考えると、第11世代のインテルのCPUを搭載したPCを今購入するというのは、言ってみれば「マラソン大会で11位だった10位まで入賞と仮定して)」「電車のホームに着いた瞬間に電車のドアが閉まった」みたいな後味を味わうことになるかと。。_


・・なので、どうしたものか、と思っていましたが、

いい解決策がありましたsmile

それは、インテルのCPUではなく、AMDのRyzen CPUを選ぶ、ということです。

現行モデルのRyzen CPU (昨年発表)は、すでにプロセスルールが7nmであり、コア数がもともとインテルのものよりも多く、同じグレードならばRyzenの方がほぼ上、と言われています。

しかしながら、ブランド力のせいか_、Ryzen CPU搭載モデルのほうが安いのです。


そこで我々が選んだマシンがこちら。



最初に選んだマシンとほとんど同じですが、CPUのみがRyzenになっています。

それでいて、値段が少し安いのです。ニコニコ

ところがなんと、CPUのスペックを比較すると、スペック的にはRyzenのほうがはるかにいいようです。

CPU Ryzen7 5700Uニコニコ Corei5 1135G7
コア数 8 4
Processor数 16 8
最大クロック 4.3 GHz 4.2 GHz
標準クロック 1.8 GHz 2.4 GHz
キャッシュ 8 MB 8 MB
TDP 15W 12W

 

それにしても、ノートPCなのに物理コア8個って。。時代が流れる速度のなんと速いこと。。


もちろん、ベンチマークや実使用感でそこまで差がつくかはわかりませんが。

それにしても、6万円前後でこんな素晴らしいマシンが買えるらんて、素晴らしい時代ですね。smile