「労働する権利がある」というのは実はすごいことだと実感する | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先の記事で、L-1ビザの延長申請をしたところ、アメリカ政府より「追加情報を出しなさい」という反応が来たという話を書きました

その、政府から来た通知ですが、驚いたことに30以上の質問が、事細かに書かれておりました。びっくり

また、それらの質問の回答は、フォーマルな形で回答されなければならないつまり、会社のレターヘッドなどがついた公式の書類に、マネージャーが直筆サインをしたような書類でなければならない)ということでした。

・・正直、こういった手続きはもっと簡単な感じで行われているものと思っていましたが、

その30以上の質問を見る限り、政府側では、申請書類の中の詳細な記載をすべて読み

真剣に1つ1つ対応してくださっている ということを理解しました。びっくり


さて、この状況に対応するために、移民対応チームの対応は、

これから2通の公式文書を作ります。1つは現在のアメリカのチームのマネージャーの推薦書、もう一つは日本にいたときにいたチームのマネージャーの推薦書です。それぞれの推薦書に、政府からの30あまりの質問への回答内容を含める形にします。
我々のほうでひな形を作って共有するので、しばらくまってください


ということでした。

これを見て私は、「ああ、移民対応チームのほうで書類を作ってくれるんだ。政府からの質問に関しても、今までに私のほうから渡した文章を駆使して回答してくれるんだ
と思っていました。ニコニコ

そして約1か月後。

1月3日、移民対応チームから連絡が来ました。

それは、マネージャーの推薦状の 穴だらけのひな形 でした。ガーン

2通の推薦状のそれぞれに15か所程度、こちらで記載しなければならない部分がありました。

例えば「ここに あなたが日本で受賞したアワードを最低でも3つ以上、詳細に記載してください」みたいなことが書かれており、結局のところ、ほとんどこちらで埋めなければならない内容でした。ガーンガーン

なお、マネージャーたちはみな超忙しいので、そんな大変な書類を、しかも数日以内に用意していただくことは不可能です。

なので、ほとんど私が自分で書きました笑い泣き

・・つまり自分で自分への推薦状を書いた、ということです。笑い泣き笑い泣き

記載後、本当のマネージャーにざっと見ていただき、サインしていただく、という形で対応しました。

なお、1月3日、4日は有休をとっていましたが、一日中これを書いていたので全く休みではありませんでしたガーン


そして、もっとも困ったのが、日本にいた時に所属していたチームはすでになくなっており、当時の私のマネージャーもすでに退職していた、ということです。ガーン

会社にいない人は推薦者にはなり得ないということだったので、

結局、12年ほど前に私のマネージャーをしてくださった方に、超多忙な中を無理を言ってサインしていただきました。

また、公式文章用に、日本の会社のレターヘッドが必要だったため、彼女には本当に面倒な作業をしていただく羽目になってしまいました。ガーン

(推薦状の1ページ目。全体だと長いです。)

とにもかくにも、すべての書類がそろって(※推薦状を完成させる際にも、移民対応チームのレビュー等が入ったため、さらに時間がかかりました。)、よし、これでやっとUSCIS(アメリカの政府機関)に提出してもらえるニコニコ、という状態になったのが3月11日。。

私のビザの有効期限が3月22日だったので、非常にギリギリのタイミングでしたが、

なんとかセーフニコニコニコニコ

・・と思っていたのですが、移民対応チームがUSCIS(アメリカの政府機関)に提出したのはなんと3月30日

えっつ、それってもうビザの期限切れてるのでは。。

正直その数週間は、気が気ではありませんでした。ガーン

最悪、近いうちに強制帰国させられて、二度とアメリカに入国できなくなる未来さえ、考え得る状況でした。ガーンガーン

そして、以下のメール(延長が承認されたことの通知)が来たのは、実に4月6日のことでした。びっくり

※後で分かったことですが、すでにビザ延長の申請は12月に申請済みで、少なくとも「却下」されている状態ではなかったため、違法労働ということにはなっていなかったようです。ニコニコ


まあとりあえず、これでやっと枕を高くして眠ることができるというものです爆  笑


それにしても、政府から「労働許可」を得ることが これほど難しいことであるということを、今回改めて学習しました。

そう考えると、日本国民が、日本国内にいる限り、ほぼ無条件で国から「労働許可」を得られるということは 物凄いことだと思います。