アメリカで鍼灸治療を受ける | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先週、突然腰が痛くなってしまいました。

特別何か腰を激しく痛めるようなことをしたわけではありません。
おそらくは長年のデスクワークによる腰への負担が、ここに来て表面化したものだと思います。

日本でもアメリカでも同様だと思いますが、こういった類の腰痛を医学的に治療する手段というのは 残念ながら確立されていないかと思います。

ただし、東洋医学(針灸等)ではこういった腰痛などに対する対処法があると思います。


実は私も日本では、鍼灸治療のお世話になっていました。

原因不明の膝の激痛、慢性的な鼻づまりなど 西洋医学では基本的に対処不能な症状に対して、鍼灸によって症状を改善していただいていました。

しかし、それはあくまで日本での過去の話です。

アメリカでそういった超東洋的な治療が受けられるとは、考えてもいませんでした。


しかし、先日の腰痛は激しく、ソックスを自分で履けないような状態で、2日ほど仕事を休まざるを得ませんでした。

そのような状況の中、うちの奥さんが近所に鍼灸治療(英語ではacupuncture)をしてくださる先生がいることを見つけてくれました。

しかも先生は日本人で、もちろん日本語で対応していただくことができました。


さて、アメリカでは(この辺りでは)、そういったクリニック・治療院・歯科・美容院などは 同じ大きな建物の中に複数入っているパターンが多いようです。

つまり、例えば美容院の場合、同じ建物の中に「〇〇美容院」とか「△△美容院」とか、違う経営者による美容院が多数入っており、まあある意味お客さんを取り合っているような感じになっていると思います。



今回お世話になった鍼灸治療院も、大きな建物の中の一室にありました。



そして治療の方は、思った以上に効きました

通常、鍼灸治療は血流改善治療なので、いわゆる体の中からの治療になるため、西洋医学のような即効性は少ない場合が多いと思います。

しかし今回は、治療していただいた後で起き上がる段階から既に、痛みの芯が抜けているのが感じられ、腰が使える状態になっていました。

実は針は結構痛かったのですが、(※通常、鍼灸治療は針を刺す痛みというのはそれほど激しく感じないようです)今回は一本一本が結構ズーンと来る感じで、刺したままの状態も結構痛くて重い感じでした。

しかし、実際に効果があったわけですから、良かったと思います。


考えてみれば、日本ではなくこのような西洋の中の西洋のような環境の中で、鍼灸治療の開業をするのは計り知れない困難があったはずであり、相当な強い意志と決意が先生の中にあったはずです。

そういう先生の治療ですから、当然効果も期待できると思います。


なお、日本では鍼灸治療というのは保険の対象外だと思います。

しかしながらこちらでは、保険がきくという事で、大変助かります。

まだ料金を請求されていないので正確な額がわかっていませんが、保険非適用の場合の費用の半額程度だと仮定すると、日本での一般的な治療費よりも安くなります。

料金についての詳しい情報は、わかりましたらまた記事にしたいと思います。