8インチタブレットを購入する | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

思えば、アメリカに来てからまだ1度もPCやタブレット、スマートフォンといったデバイスを自分用には購入していませんでした。(うちの奥さん用には、必要に迫られて廉価なスマートフォン、FireHD、スマートウォッチなどを購入しています

日本ではだいたい年に一度はそういったデバイスを購入していましたが、アメリカに来てから約2年間、一度もそういうデバイスを購入していませんでした。
特に我慢していたというわけではなく、今使っているデバイスで満足していたからに他なりません。

ただ、タブレットはさすがに古くなっていました。
これまで使っていたタブレットはAsus製のMemo Pad7という古いAndroid系タブレットで、購入したのは実に2015年のことでした。
大きさもちょうどよく、性能的にも当時は十分で、スタイルも良くて個人的には気に入っていたのですが、流石に今使うには厳しい状況でした。

なんと言ってもOSのバージョンが古いので、動作しないアプリが多いのです。また、動作してもすべての機能をサポートしない場合もあります。
例えばAmebaアプリはインストールはできますが、Ameba漫画を読んだりAmebaブログのフォローFeedがとれなかったりします。
また、致命的なのがKindleアプリが起動できないということです。
タブレットにはそういったオンライン書籍のリーダーとしての機能を期待しているので、上記のような問題は致命的でした。

なお、これまでは書籍リーダーとしてはスマホだけでまかなっていました。
どのみちそんなに漫画を読んだりしている時間がとれるわけでもないし、画面が小さくともスマホでも読めるので、まあ問題なく使ってこられたのでした。

しかし、近くでうちの奥さんがFire HD(8インチモデル)とスマホを上手く併用させながら、効果的にタブレットの良さを引き出して使っているのを見て、もう一度タブレットを使ってみようかなと思いました。

しかも、ipadやSufaceはともかくとして、Android系のタブレットは近年とても安価だと思います。
8インチモデルなら100ドル(1万円)前後、10インチモデルでも300ドル前後から買えるようです。

ただ10インチはさすがに大きく、ほとんど小ぶりなノートPC並の大きさなので敬遠しました。


そして結局購入したのが、Samsung製の Galaxy Tab A というタブレットの2019年のモデルでした。
Costcoで139.99ドル(約1万4千円)で、32GBのSDカード付で売られていたものです。


こちらは、電子書籍リーダーとしての機能としては全く問題ありません。
NETFLIXやYoutubeの動画も、言うまでもなくスマホよりも大きな画面で見られるので迫力があります。

また、会社のメールを見られるようにしたので、今後はPCの前にいないときのメールチェックはタブレットを使おうかと思っています。
(※うちの会社ではセキュリティのポリシーが非常に厳しいので、会社のメールをこういったタブレットで見られるようにするには色々なことをしなければならず、基本的には会社のドメインの支配下に置かれることになるので使い勝手は厳格になります

現状満足して使えていますが(といってもまだ購入して1日しか経っていませんが)、問題点としては以下があります。

1.内部ストレージメモリが32GBしかない
SDメモリで拡張できるものの、基本的にアプリのインストールは内部メモリにのみ可能かと思います。
なので、あまりに大量のアプリをインストールすることはできないと思います。

2.充電・拡張端子がマイクロUSBである
今どきUSB-CではなくてマイクロUSB端子って・・まあものすごく困るわけではありませんが、やはりUSB-Cの方が便利でしたね。

3.スクリーンロック解除の際にFace認証や指紋認証は使えず、PINかパスワードを使用する必要がある
上位モデルのSシリーズであれば、Face認証ができるようですが値段は倍以上するので、これはしょうがないかと思います。

4. 3の続きで、PINでロック解除する際に最後にEnter keyを押さなくてはならない
こちらはおそらくAndroidの仕様なのだと思われますが、例えばiPhoneではPINを入力するとすぐにロックが解除されますが、このデバイスではPINを入力した後にEnter keyを押さなくてはなりません。
ロック解除というのは1つでも入力情報を減らしたいものなので、こういうところは何とかしてほしいところです。

上記の問題点は上位機種のSシリーズでは解消されておりますが、ちょっと遊びで買うには高すぎるので、今回はこのAシリーズで十分と割り切り、使ってみたいと思います。