レストランでステーキを2人前頼む | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先日、深夜まで対応しなければならなかった件があり、我々4人くらいでずっとやっていました。
翌朝も8時前から引き続きその対応に当たりました。

さて、うちの部署のすばらしいところは、そういう特別時間外対応がきっちりマネージャー側から対処されるところだと思います。

いわゆるブラックな企業・チームの場合、そういった対応はうやむやにされてしまったり、「フルタイムの社員ならばやって当然」という形で締めくくられてしまったりして やり損 な印象さえ与えられてしまう場合もあるかと思いますが、そうならないところはさすがにしっかりした組織だと思います。

なお、無理に深夜対応しなくてもなんとか対応できるような状況下だった場合には、そういった深夜対応や時間外対応は逆にマイナス評価になります。基本的には業務時間内に納めるように対応して健康や個人の時間を尊重するというスタンスを取りつつ、どうしても業務時間外対応が必要になった場合にはきっちりそれはマネージャー側が認識し、評価するという形態です。

その対応の一環として、部長からメッセージが届き、「よくやってくれた、ありがとう。今週末は家族と一緒にステーキでも食べにいきなさい、200ドル(約2万円)までこちらで負担します」ということでした。

正直この金額には驚きました。以前にも似たようなことがありましたが、そのときは100ドルでした。
200ドルの夕食(家族3人分)は、私のような庶民には滅多に食べられない豪華な食事になると思いました。さらにうちではアルコールを飲まないので、その分食事がより豪華になると思います、

うちの奥さんも嬉しそうにしてくれて、さっそく先日の土曜日にレストランに行くことにしました。
そのレストランは名前だけ聞くとチーズケーキがおいしいカフェのような名前なのですが、実際にはステーキやシーフードなどを出してくれるレストランです。

しかし、ステーキを一皿一人前頼んでも30ドル程度なので、3人で頼んでも200ドルにはなかなか到達しません。
なので私は人生で初めて、ステーキを2人前頼もうと思っていました。

飲み物も、食事の時の飲み物と デザートの時の飲み物をそれぞれ別に注文するという贅沢をしようと思いました。
通常うちでは、水しか注文しません



そしてデザートにはもちろんこのレストランのお勧めのチーズケーキと、さらにGODIVAチョコレート味のチーズケーキも注文するという 贅沢の限りを尽くし、持ち帰り用にエビのパスタまで注文して、料金はちょうど190ドルにまで到達しました(笑)

ただし、二人分のステーキはやはり食べきれず、またデザートをその日のうちに平らげるのはちょっと無理でした。
結局半分くらいは持ち帰って、翌日家で食べることになりました。

なお、レストランで食べきれなかった分を持ち帰るという習慣は、日本にはあまりないように思いますが、アメリカでは常識的に行われています。
なので、我々も常に若干大目に注文して、食べきれなかった分を持ち帰って翌日また楽しむ、という方法をとっています。

それにしても、よく食べた週末でした。。