アメリカの 家庭用プリンター | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

プリンターを買い替えることにしました。

これまで、日本から持ってきたEPSON EP-879AWという、コンパクトながら十分な性能のあるプリンタを使っていたのですが、最近調子が悪いことが多くなったのです。

印刷する機能自体は問題ないのですが、ネットワークプリンターとして認識しないことが多くなってしまいました。

仕方なく、デスクトップPCにUSB経由で直接接続し、ケーブル経由での印刷のみに使用していたのですが、その状態でさえもなぜかPC側から見ると「オフライン」と表示されていて印刷が開始されなかったり、それでもなぜかしばらくすると印刷が開始されたりと、不安定な状態でした。


もっとも、どちらにしても、このプリンターは完全に日本マーケット向けの製品だったため、インクカートリッジがアメリカでは売られていないという問題がありました。

EPSON、Cannon、Brotherなど大手のプリンターメーカーの製品は、ワールドワイド向けの商品と、日本専用の商品を開発しているようです。
ワールドワイド向けの製品であっても、設定で表示言語を日本語にできるので、そのまま日本でも売っていると思います。一方日本専用製品は、日本でしか売られていません。


なので、日本で買い込んできたインクカードリッジがなくなったら買い替えかな。。と思っていました。

しかし、今は学校がリモートのみの授業展開を来期も行うことを決定しており、プリンターは必須の状況です。

なので、今のような不安定な状態では新学期を迎えるのが困難ということで、買い替えることにしたのでした。


そこで、我々が狙っていたのはエコインクタイプのプリンターでした。
おそらく日本でも同じものが売っていると思われますが、インクカードリッジではなく、液体のインクを注入して使うもので、カードリッジの交換の必要がないためランニングコストが安くなる、というものです。

これが売れているようでなかなか売っている店がなく、結構遠くの店まで行ってやって手に入れました。

以下のような感じでインクを注入します。手はまず汚れません。


ところが。

買ってから気が付いたのですが、これって画面がタッチパネルではないのですね。。
それに画面が非常に小さくて文字が読みにくいです。
さらに、用紙を差し込むトレーが1つしかなく、たとえばトレー1はA4用紙、トレー2は写真印刷専用、といった使い方ができません。

そして最大の問題は、なぜかうちのWifiにうまく接続できない、ということです。
・・半日くらい格闘して、結局返品してしまいました。

気分的に「EPSON製のプリンタは今回は敬遠しよう」と思ってしまい、返品した帰りにCannon製のプリンターを購入しました。



こちらは画面が大きくて見やすく、タッチパネル対応で、トレーも一応2つあります。
しかも先のEPSON製のものよりも若干安かったです。

うちのWifiにもすぐ接続できました。

こちらはすんなりセットアップが完了する・・と思いきや、なぜかプリンター自身はWifi接続で来ていてルーターからも接続が確認できるにもかかわらず、PCから見えない状態で(もちろんファイアウォールのポートは開けているのに)、どうしても設定できませんでした。

それで結局、プリンターを有線LANでルーターに接続したところ、今度はPCから見えるようになりました。

どうも、ルーターが怪しい気がします。。(といっても、数か月前に買ったばかりなんですけどね)
まあとりあえず、プリンターは置き場所を変えないので有線LANでもOKとしたいと思います。


そうやってどうにかこうにかプリンターが使えるようになった約10分後、今度はいきなりインターネット接続ができなくなりました(プリンターとは関係なく、すべてのデバイスが です)
結局それは数時間後に自動復旧されましたが、これもサポートに問い合わせて長時間対応するはめになり、かなり時間を割きました。。

いまやっと、ネットワークプリンターのスパイラルから脱し(笑)、子供の写真などを印刷しています。