英語キーボード派に寝返る | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

実は私は「日本語キーボード派」と「英語キーボード派」を転々としています(笑)

最初は生粋の日本語キーボード派でしたが、外資系企業に就職してからは英語キーボード派になりました。
アメリカ本社のマシンにリモートで接続すると、キー配列の設定が英語になっているため、混乱するからでした。

しかし、10年くらい前からは結局日本語キーボード派に戻りました。

理由は、以前はやはりデスクトップPCを中心に使っていたため、キーボードの交換は簡単でした。
しかしながら、10年くらい前からノートPCでも十分なパフォーマンスを得られるようになり、また、会社でも基本的にノートPCのみしか支給しない方針になり、自然にノートPC中心に変わっていきました。

そしてノートパソコンを日本で購入すると、どうしても日本語キーボードしか選択肢がないことが多く、デスクトップPCと違ってキーボードだけ交換するのは個人ではほぼ不可能ですので、どうしても日本語キーボードになじむしかなかったのでした。


ただ、日本語キーボードで個人的に気に入っている部分が二つありました。

ひとつは、左上の「半角/全角」キーだけで、日本語入力と半角英語入力を切り替えるように設定できることです。(英語キーボードだと、Altを押しながら左上の‘ キーを押す必要があります)

もう一つは、実は個人的には全く使っていない、スペースキーの左右にある「変換」「無変換」キーに、HomeキーとEndキーの機能を割り当てて、文章の先頭・末端に楽に移動できるようにしていたのですが、これが慣れるととても重宝していたのでした。


しかし今、アメリカの会社で支給されている2台のPCは、言うまでもなくいずれも英語キーボードです。

最初は「うわっ、これだと日本語入力と半角英語入力の切り替えが面倒だなあ」と思っていたのですが、問題はありませんでした。
・・仕事で日本語を入力することは無いからです。


なお、それでも家では日本から持ってきた、日本語キーパッド付のSurface Pro3を使っていました。

しかし最近、そのSurface Pro3の日本語キーボードを使い続けるのが厳しくなってきました。

というのは、日本語キーボードと英語キーボードでは記号の配置が違うため、記号の入力を間違えやすいのです。
特にキーボードの右端の方を見比べていただくとわかりやすいと思いますが、例えば日本語キーボードでは「P」の隣は「@」ですが、英語キーボードでは「[」です。

(以下が英語配列キーボード)


(以下が日本語配列キーボード)



ということで、「日本語キーボード派」と「英語キーボード派」の両方を体験してきた私にとっても、さすがにちょくちょくそのレイアウトが変わるのは厳しく、Surface Pro3のキーボードを何とかしなくてはと思っていました。

とはいっても、Surface Proのタッチパッドキーボードは結構高いので、簡単には買えないと思っていました。

しかしついに、先日以下のキーボードを仕事効率化の名目で買いました(笑)



こちら、もともと会社のSurface Bookの本体だけを家に持ってきた際に、家でキーボード接続するのに使用するつもりで買ったのですが、こちら3つのデバイスとペアリングできるので、
1.会社のSurface Book
2.家のSurface Pro
3.iPhone
の3つとペアリングしたところ、これがとても便利です。
切り替えはワンタッチで数秒でできるので、3つのデバイスを横に並べて、キーボードは1つでコントロールすることもできて、大変重宝しています。

キータッチも非常にいい感じなのですが、35ドル程度(3500円程度)で購入出来て、一気にすべてのキーボードが英語キーボードで統一され、Surface Bookの家用のキーボードが確保できて、ついでにiPhoneでのキーボード入力もできるようになりました。


それにしても、なぜ日本語キーボードの記号の配置が、英語キーボードとわざわざ違う配置になっているのかは素朴な疑問です。