多くは確かにそのように万国で使える(※UIの表示言語についてはまた別の話になると思いますが)と思いますが、実はApp storeのアカウントの国・言語設定に依存しているアプリも結構あり、面倒な場合もあることを体験しました。
実はアメリカに来てからも、App storeのアカウントの国設定は特に変更していませんでした。
iPhone本体の国・時間帯・言語設定は変更しましたが、App storeのアカウントが別の設定になっているとは思っていなかったのです。
ところが、よく行くFredMeyerというアメリカ全体のチェーンの量販店があるのですが、そこのアプリをダウンロードしたかったのですが、検索しても見つかりませんでした。

結局、そのFredMeyerのアプリはApp storeのアカウントの国設定がアメリカになっていないと検索にもヒットしないことがわかり、国設定を変更しようとしました。
ところが、App storeのアカウントの国設定を変更するには、クレジットカードの紐づけのやり直しが必要でした。
そして、もしかしたら私のやり方が正しくなかったのかもしれませんが、日本で使っていたVisaのクレジットカードでは設定変更ができず、アメリカで入手したマスターカードの番号を使う必要がありました。
国設定を変更したら、すぐにFredMeyerのアプリが検索でヒットし、インストールすることができました。
ところが。
今度は、dマガジン(日本のdocomoが提供している雑誌の読み放題サービス)のアプリが、更新が必要ですというのでApp storeを通してアプリの更新をしようとしたところ、国設定が日本になっていないと更新できないといわれてしました。。
仕方なく、dマガジンのアプリの更新のためだけに、再度App storeのアカウントの国設定を日本に戻し、案の定日本で入手したクレジットカードでないと国設定を日本にできませんでした。
うーん、そのような縛りは本当に必要なのでしょうか。
一方、Nintendo ショップのクレジットカードの紐づけには、アメリカで入手したカードが使用できました。
具体的には、Nintendo 3DS上でゲームを購入する際にクレジットカードの決済が必要になると思いますが、アメリカに引っ越してきた後でそのカードの紐づけを変更し、実験的にそのカード決済で安いゲームを購入してみましたが、全く問題ありませんでした。
※なお、3DSは日本で購入したものであり、設定などすべては日本語になっています。
しかも、クレジットカードはアメリカの銀行に紐づいているためドルから円への換金が中間で発生していたわけですが、その換金手数料みたいなものはまったく取られませんでした。
もちろん購入したのは、日本のゲームです(笑)
なお、うちの子はNintendo Switchを持っており、ゲームの購入にはNintendo e-shopのアカウントを使用することになると思いますが、どうやら日本の秀作ゲームをアメリカで購入することに関しては問題なさそうです。
彼は数年後には日本語のゲームに見向きもしなくなってしまうのかもしれませんが(周囲の人たちは口をそろえてそのように言うのです)、まだ当面は日本語のゲームが彼の心の拠り所になると思います。
そんな彼のために、Nintendo e-shopのゲームがアメリカのクレジットカード経由で買えるのは有難いです。