今期の打ち上げでいただいた宝物 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

本日6月28日は、アメリカでは年度末の日ということで特別な日でした。
(※日本の年度は4月はじまりの3月締めですが、アメリカでは7月はじまりの6月締めとなります)

2時くらいまでは普段通りの目が回るような忙しさでしたが、2時半くらいにマネージャー達が各オフィスにやってきて「今日は今期の最終日だから、全員で打ち上げをやりに〇〇Brewing に行くよ!」と叫んで回っていました。

私はあまりそういう集まりは好きではないのですが(正直に言えば、仕事以外の話を英語でまくしたてられると しっかり話を返せないことがあるからです)、しぶしぶ参加しました。

しかし今日は、偶然ながらとても貴重な時間を持つことができました。

それは、隣がちょうど私が日々「この人は凄いなあ」と感心させられている素晴らしい開発者の方だったのですが、その方と初めて、Bugをどうやって直すかという話以外の話ができたからです。

私はその方に前から聞いてみたかった質問をストレートに聞いてみました。
あなたの技術スキルは突出して高いと思いますが、そのスキルはどうやって身に着けたんですか?大学などでハイレベルな研究をしたり、特別プログラミングの教育に力を入れているところで学んだりしたのですか?」と聞いてみました。

するとその方は「私のスキルが高いかは疑問ですが、とりあえず私のスキルはほとんどが、実際の経験と与えられた機会から積み重ねたものです。例えば、新しいW3Cの規格をサポートするように我々のツールを修正するためには、当然その規格の詳細から背景まで理解しないとできないので、そのタイミングで一気に学習しますね。まあ、おしりに火がつかないとやらないっていうことでしょうかね(笑)」
と答えてくれました。

その答え自体は目新しい答えではなかったかも知れませんが、やはり本物の開発者が言うと説得力があるものです。

そして、その方は続けて私にこういってくれました。
私は、あなたがうちのチームに来てくれて本当にうれしく思っているんです。あなたがここに来るということが決まってから、マネージャーから『日本から経験豊富で問題解決に前向きなエンジニアがくるから期待していて!』と言われていました。実際にあなたは、よくやってくれていると思います。例えば・・(中略)。そういえば、まだ言っていませんでしたね、Welcome to our team!
といって、乾杯してくれました。

・・私としてはその乾杯に使ったグラスをそのまま家に持って帰って、家宝にしたいくらいでした(笑)
冗談はさておき、その尊敬する優秀なエンジニアが、私ごときを1エンジニアとして認めてくれていたということが嬉しく、その短い数分の会話が深く心に残りました

大げさかも知れませんが、こんな瞬間こそが、人生の宝物の一つといえるのではないかと思いました。


残りの人生で、いったい自分は何をやりたいのか?という万人向けの問いに対する私の答えは明確です。