我々外国人(アメリカの中では当然我々が外国人です)がアメリカで生活を送るうえで必ず必要になってくるのが、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)だと思います。
SSNとは、日本でいうところのマイナンバーに相当するもので(というか日本のマイナンバーがアメリカのSSNのシステムを参考にしたのだと思います)、個々人に割り当てられる一意の番号です。
当初は年金の受給のための番号としての目的で発行されていたようですが、今では実質個人特定のための番号として使われていると思います。
一度発行されたら一生変わることはなく、期限という概念もなく、その人の経歴や税金の支払い状況、銀行、免許、職場、保険などあらゆることと紐づく形になります。
SSNがないと銀行口座を開設するのが難しかったり(少なくとも利子が付く口座は開設できないと思います)、ドライバーズライセンスが取れなかったり、マンションや家を借りたりユーティリティ(電気・水道・ガス)の契約をしたりすることができなかったりするようですので、避けては通れないと思います。
そんな、まるで自分の人生のインデックス番号のようなSSNですが、その証明書自体はペラペラの紙で、顔写真も載っていません。(というか、一生使用する証明書なので、顔写真が載っていても何十年もすると認証には使えなくなってしまうため、写真を載せないのだろうと思われます)
もしもこのSSNの証明書を財布などにいれて持ち歩き、うっかり落としてしまったりしたら、顔写真もないので悪用するのが簡単だと思います。
SSNの証明書は基本的には外に持ち出すべきではないと思います。
さて、外国人がSSNを取得するには、昔はパスポートを持っていけば発行されていたらしいのですが、今は就労ビザ、学生ビザ、婚約者ビザなどの所有者にのみ発行されるようになったようです。
ただこの辺りが矛盾をはらんでいるような気がする部分で、例えば、旅行者であっても数か月単位で滞在するならばドライバーズライセンスとるように、という指針になっています。
ところが、州によってはSSNがないとドライバーズライセンスが取れないのです。
じゃあ就労ビザのない旅行者はドライバーズライセンスを取りたくても取れないではないか、ということになるような気がします。。
実際にSSNを申請するには、最寄りのソーシャルセキュリティーオフィスへとパスポート(VISAスタンプ付き)を持って平日の日中に出向きます。
どこが最寄りのオフィスかわかりにくい場合には、以下のサイトでZIPコードで検索できます。
https://secure.ssa.gov/ICON/main.jsp
SSN申請書類はWebでダウンロードしてあらかじめ用意することも可能ですが、その場で書くことも可能です。
順番待ちのチケットを入り口で取って、窓口で呼ばれるまで待ちます。
窓口では渡米目的など、簡単な質問をされますが、普通に受け答えすれば問題ないかと思います。
SSN証明書はその場では発行されず、10日後くらいに郵送で送られてきます。
私の場合は、10数年前の渡米の際にSSNを取得したのですが、大変でした。。
というのは、最初に送られてきたSSN証明書は、なんと名前が間違っていたのです。
間違いといっても、1~2文字間違っていたというレベルの間違いではなく、別人の(しかも明らかに日本人の名前ではない)名前でした。
驚いて後日すぐにソーシャルセキュリティーオフィスへ出向き、再発行を依頼したところ、「再発行はするけど、だってアンタ、確認書類にサインしたでしょ?これはあなたのミスですよ」と言われました。
確かに、最初に申請に来た時に、確認書類を見せられて間違いがないか確認させられました。
細かいところ、たとえば現住所や職場の住所などはチェックしたのですが、まさか名前が間違っているとは夢にも思わず(笑)、下の方ばかり見ていたので名前の間違いを見落としていたのです。
結局また10日ほど待って正しい名前のSSN証明書を受け取ることができましたが、あの時は、どこの世界に申請者の名前を完全に間違える受付があるか、と思ったものでした。
ただ、あれはやはり確認時に名前を確認しなかった私のミスだと今は思います。
もちろん今回は、その10数年前のSSNでそのままあらゆる手続きをしていますので、ソーシャルセキュリティーオフィスには行っていませんが。