ちょうどいいことに、今住んでいるアパートから徒歩3、4分くらいのところにTransition Center (大きな始発バス停)があり、そこから乗り換えなしで、会社の自分の勤務しているビルのほぼ目の前(といっても入り口まで回り込まなくてはなりませんが)のバス停まで、わずか十数分で行けることが分かったからです。
また、そのバスは10分おきくらいに出ており、朝は5:30くらいから、夜は1:00くらいまで走っているので、それほどバスの時間を気にせず利用することができます。
しかも、うちの会社はそういったバス通勤やカープール(乗合い)車での通勤に対して非常に優遇しており、ほぼ全額会社負担で利用できるため、非常にお得感があります。
・・確かに、このエリアだけでも数万人の社員・ベンダーさんが通勤してくるわけですから、うちの会社のマイカー通勤者を減らすことはこの地域の排ガス量や渋滞を減らす上で相当影響があると思います。
さて、こちらのバスは路線によっては2台分の長さのものも結構あります。
私が今使っているルートもちょうどその2台分の長さのバスが使われています。

この超大型バスの運転手さんの、運転のうまいことと言ったらありません。
途中結構細い道をうねうね走らなければいけないところがあるのですが、ほとんど減速しないで、それでももちろんかすりもせずに数センチの隙間を維持しながら見事に曲がっていきます。
バス停に停まる際に、縁石にタイヤがチッとかすったりしながら、それでももちろんボディやホイールには当てずに、まさに数センチ単位のコントロールでぴたりと停まります。
もちろん、日本のバスの運転手さんも数センチ単位のコントロールで運転されていると思われ、見事なのですが、なんというか、アメリカのバスはスピード感が違うと思います。豪快な速さで、それでも見事なコントロールで、2倍の長さのバスを操っているのがすごいと思います。
もう一つアメリカのバスで特徴的なのが、次のバス停で止まってほしいときに引っ張るヒモだと思います。
日本のバスでは押しボタンを押して知らせると思いますが、アメリカのバスはボタンの代わりにヒモを引っ張って知らせるようになっています。

実際には、そのヒモの先が電気的なスイッチになっていて、仕組みとしては結局日本のバスと同様なのですが、なぜヒモなのか、というところは素朴な疑問です。
いや逆に、なぜ日本のバスはスイッチなのかを疑問視すべきなのかも知れません。
というのは、客観的に見てヒモの方がいいと思われるからです。
押しボタンだと、そのボタンの配置場所は非常に局所的であり、だれでも押せるようにするためにかなりの個数のボタンを配置しなければなりません。
しかしヒモの場合、つながっているのでどこに座っていても手が届きやすく、しかもコスト的にもまず間違いなく押しボタン式よりも安くできると思われます。
なお、アメリカのバスにはもちろん怖いこともあります。
何といってもうちの奥さんが昔、アメリカのバスでスリにあったというのは衝撃的でしたし、先日も、バスの中でむやみに大声を張り上げている黒人のおじさんがいて(しかも夜9時台のバス)、そのうち暴れだしたりするのではないかという勢いでした。
なのでできるだけ運転手さんの見えるところで近くにすわったり、そういう怪しい人からは離れて座り、間違っても財布を出して中身を確認したりはしないほうがいいと思います。
【追記】
また、以前はどのバスにどこのバス停から何時に乗れば目的地に行けるのか、すぐに調べるのは簡単ではなかったと思いますが、今はスマホのアプリで簡単に検索できるようになりました。
私が使っているのはiPhoneのTrip Plannerというアプリですが、

要するにこちらは、日本でいうところの「乗換案内」アプリに相当するものです。
バス停の場所やバスの時間がよくわかっていなくても、目的地と到着希望時間(もしくは出発時間)を入力すれば、現在地はGPSで確定してくれて、どこのバス停から何時に何という番号のバスに乗ればいいのか丁寧に情報が表示されます。
バス停までの行き方も、地図がしっかり出てきますし、バスに乗った後もその地図上の現在位置がGPSから拾った情報で表示されるので、今どのあたりなのかもわかりやすいです。
このアプリのおかげで、ずいぶんバスの活用が簡単になったのではないかと思います。