大使館面接の予約は大変な作業だと思います | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先の記事に記載した通り、ビザを申請するプロセスの中で最も重要なのは、Petition(嘆願書)を作って米国移民局USCISに送るところであり、それは通常会社の担当弁護士さんに依頼する形になるのですが、もう一つ、大きな流れとして米国大使館での面接があると思います。

この大使館面接は、弁護士などの代理人に任せることはできず、必ず本人が出向く必要があります。

普通に考えれば、その面接の申し込みなど、それほど骨の折れる作業だとは思わないと思います。
もちろん、その面接自体は大変かもしれませんし、面接を受け付けるまでにPetitionの受付けが出来ていなければならないなどの制限があったりするかも知れない、ということは想像できることだと思います。

しかしこれを実際にやってみると、かなり驚くと思います。
単に面接の予約をするという事務手続きが、これほどにも大変だとは、おそらく誰も思わないのではないでしょうか。

具体的には、その面接の予約をするために、DS-160という書類を人数分作成し(うちの場合は私と奥さんと息子なので3人分)、Consular(領事館)のWeb pageにてオンラインでSubmitしなければなりません。

この、DS-160の作成が予想以上に手間のかかる作業になります。

とにかく、ありとあらゆる情報を記載する必要があります。
過去の学歴、過去の職歴(過去の職場の住所や電話番号なども記入します)、過去の出国歴、家族の情報等々、自分自身でさえも把握しきれていないような情報を記載しなければなりません。
感覚的な分量ですが、ざっとA4で10ページ分くらいの書類(一人当たり)だったと思います。

すぐに出てこない情報を調べながらやっていると、感覚的には丸一日仕事、わからない情報などがあって誰かに聞いたりした場合にはそれ以上かかる可能性があると思います。

書類はオンラインのフォームに回答していく形で作成していきますが、答えても答えても、次から次へと質問が出てくるので、初めてやった人はまず必ず途中で嫌気がさしてくるのではないかと思います。

当然、私も途中で嫌気がさしてきました(笑)
一応、途中で保存できるのですが、ちょっと間をあけてしまうとタイムアウトになったり、保存エラーになったりしますし、そのページに必要な情報を全部入力しないと保存できないので、かなり面倒だと思います。

・・正直、なぜ「面接の予約」のためにここまで情報を提供する必要があるのかは疑問です。
ビザ申請のメインの書類であるPetitionの方であれば、おびただしい量の情報が必要になるのはもちろん理解できますが。
繰り返しますが、このDS-160という書類は単に面接の予約を取るためだけの書類です。。


さらに、面接の予約を完了するには、一人当たり190ドル、日本円にして約2万円の手数料を支払う必要があります。
3人分だと軽く6万円以上の支出です。

さらに面接当日、Fraud Protection Fee と呼ばれる費用、日本語訳すると不正を防止するための費用ということなると思いますが、こちらが500ドル(約5万円)かかるそうで、結局手数料と合わせると、ビザ申請のための出費だけで新しいノートPCが買えそうな金額を支払うことになります。

正直なぜ、申請手数料とセキュリティ費用とが別々になっているのかよくわかりません。

いずれにしても、この大使館面接を滞りなく終えることができてはじめて、ビザが発給される流れになりますので、落ち度があってはいけない部分になると思います。