データ通信量の異常、再び
以前に書いた記事は勝手に自動同期がonになる話であったが今回はそれとは異なる。始めに気がついたのは電池の異常な減りでそれまで3日ほどもっていたのが、1日でゼロになったことだ。初めは何かの記憶違いかもしれないと思って注意深く見ていたが明らかに減りが以前と異なる。そしてある時、同期のマークが出ていることに気がついた。念のため確認してみると自動同期はoffになっている。自分は特に何かを強制同期した覚えはない。まあ、OSのアップデートとかあるとこのようなことはあり得るからしばらく放置してみた。しかしそのような通知は来ない。今、念のためauの公式ページで製品のアップデートを確認したが、そこにHTC Jは出てこない。
従って、今分かっている現象は次のようになる。
1)何らかの理由で大きなデータ通信が起きる。
2)そのために電池の減りが著しい。
3)データ通信は自動同期がonになる所為では無い(少なくとも表面上は)。
怪しいと思っているアプリは次のようになる。
1:AU Wi-Fi接続ツール
更新したタイミングとこいつをアップデートしたとたんにデータ接続が切れたことを視認したことから。また前回の更新で勝手に起動するバグ修正が入っている。最有力候補だろう。
2:ウイルスバスター
もともと勝手にデータ通信するアプリであるし、その権限ももっている。その場合はたまたま最近のデータ更新量が異常に大きいだけと言うことだろうからスグに収まるはず。
3:日経新聞
前回の最重要容疑者であるので。ただし今回の更新タイミングはかなりずれている(3月頭)ので少し薄いか。
今のところこれといった証拠はないし、もう少し経過を見てみたい気がするので当面は放置する。毎日充電するのが面倒ではあるが。
また、これと同じタイミングで別のことも起きた(関連は不明)。インストールしていたはずのグーグルドライブが消えてしまった。ホーム上のアイコンも内部にあるはずのアプリも消えてしまった。仕方がないので(本来アップデートのはずが)インストールと表示されているやつを最新ストールした(これは管理しているはずのグーグル側でも消えていることを示す)。
この両者が一つの原因に起因しているとすると、何らかのマルウエアに入られた可能性も否定できない。どっかの野良Wi-Fiに繋げた記憶は無いのだが。
まとめ
1:HTC Jでここ数日、自動同期とは無関係な大量のデータ通信が発生している。
2:原因は不明
3:1と関連するかは不明だがグーグルドライブが勝手にアンインストールされている。
4:これも原因は不明。
同日追記
環境
AU HTC J Butterfly
Android 4.1.1
Software Number 1.39.970.1
またウイルスバスターはこの記事を書いた後にアップデートした。
同日さらに追記
AU Wi-Fi接続ツールが勝手に起動していたなら、接続した記憶が無くてもどっかの野良Wi-Fiにつながっていた可能性はある。もっともそれだけなら正規の入り口なのでウイルスバスターで検知も可能であると思うのだが。差し込まれた不正なIPパケットのその後の動作は検知できないのだろうか。IPパケットのその後の処理にバグがあればすり抜けることは可能と思うが。
20世紀における”民族”の変遷史--生物学を添えて
最近、右傾化やら民族やらで世界のあちこちで(今も)混乱が起きている。ついこの間までシリアがもめていたと思ったら今はウクライナである。別にシリアが落ち着いたわけでも無いと思うのだが、関心はあちらに行き、こちらに行き私たちは勝手なものである。もっともマスメディアというものは本質的にそういうものかもしれないが。
そこで少し、"民族"と言う概念について書いておこうと思う。ちなみに私はこの問題の専門家では無い。というか、生物学の発展を背景としたこの概念の変化に専門家は日本にいるのだろうか。学際的で分野がはっきりしない問題はあまり予算が付きそうにない問題な気がする。
一般的に知られていると思われる"民族"の定義は100年以上前のものだろう。すなわち、遺伝子によって定義されると。もっともこれも誤解なのだが。なにしろ100年前は遺伝子という想像上のものはあっても、どれが遺伝子なのか具体的に判明していなかったのだから。もちろん、子が親に似る、蛙の子は蛙になる、などの遺伝という現象はその遙か昔からよく知られていた。何がその原因なのかは分からなくてもラマルクなどの遺伝学は存在した。特殊な菌の細胞膜を破壊してその溶液で同じ普通の菌を培養するとある確率で特殊な菌に変化する現象も確認されている(100年以上前に)。要するに遺伝子という具体的な物質を特定できないでいたわけだ。
ちょっとここでの言葉を整理しておこう。
遺伝:子が親に似たり蛙の子が蛙になったりする現象一般を指す。
遺伝子:遺伝を司るとされる(当時としては想像上の)物質
DNA:遺伝子の正体
さて"民族"に話を戻すと、当時はおおざっぱに言って白人、黒人、黄色人種の3種類だ。特に普通のヨーロッパ人にとって白人以外の区別は必要ないと考えられていたであろう(今もそうかもしれないが)。だから黄渦論なんて黄色人種を一般化した人種差別論が存在していた。とはいえこれでは学問をする上で(分類上)著しく不便なので観察可能な文化で分類することにした。その代表が使用している言語である。
まとめると、使用している言語と肌の色で"民族"を分類するわけだ。これで話が収まっていればこの文章を書く必要は無いのだが残念ながらそうはいかない。遺伝子がDNAであると分かった事により生物学は急速に発達を遂げた。そうすると先の概念定義は非常に怪しいものになる。非常に近いと思われていた”民族"がかなり違うものだったり、遠いと思われていたものがそうでもなかったり。そういうことで"民族"という概念は物質的に曖昧で、かなり定義しづらいものになってゆく。遺伝子によって「はっきりと簡潔に」定義づけられると予想されていたものが、逆にそうではないことが明らかになってきたわけだ。
その後、いろいろなことが分かってゆく。最も印象深い例は20世紀中盤にかけての中央アジアの例だ。ソビエトにおいてスターリンが住民の反乱を恐れて中央アジアのある一部族の居住地域を半分に分ける。で、分けた片方を強制的に移住させる。数十年が過ぎスターリンが死に、彼らの一部が元の居住地に戻ってくる。まだ100年もたっていないし、以前住んでいた人が(大分大きくなったからだが)戻ってきただけだ。その結果はどうなったであろう。
以前からいた住人と戻ってきた住人の間で意識の差が生じ、彼らは互いに別の民族として相互を認識している。これはどうしたことだろうか。当然のことながら両社会集団の間に遺伝的差異や文化的差異はほとんど見られない。たった数十年の間に文化的に大きく変遷することもない。当然使用する言語は変わっていない。しかし彼らは互いに別の民族なのだという。
実は今ではこれが正しいのだ(と言うより、こういう例を吸収するために定義の方が変遷した)。
今では"民族"とは
「ある社会集団が一致したアイデンティティーをもち、その外部から一致したアイデンティティーを持っていると認識される、ある特定の集団」といえる。
まあ、要するに自分たちが「ポコペン民族」と思い、周りもそれを認めれば彼らは「ポコペン民族」とされるのである。なにやらトートロジーぽくって気持ちが悪いがそういうことだ。さてこの概念に遺伝子が介在する余地はない。それがアイデンティティーの形成に作用することはあるが決定的要素ではない。あくまでもアイデンティティーを形成する一手段である。他のもので形成されるなら別に必要はないものだ。
遺伝子の発見とそれによる生物学の発展によって、当初の予想とは異なり"民族"という概念は割と曖昧なものに立脚していることが分かった。これはある民族の分割が思っていたよりも容易なものであることを示し、またアイデンティティーの確立方法によっては多民族の融合も可能であることも示す。そして、多民族の融合とはべつに同じ土地で暮らすことでもないし、安直なマルチカルチャリズムではそれはうまく行かないことも推測される。
私たちの認識は割と曖昧なものに立脚していることを科学は教えてくれる。エーテルは存在しないし、フロギストンも存在しない。遺伝子は存在するが"民族"との結びつきはそれほど強固ではない。ちょうど優生学 は正しいが、べつにそれはある民族が別の民族に対し全般的に優れていると主張していないように。
まとめ
1:「言語+遺伝=民族」の考え方は100年古い。
2:民族は物質的根拠に依存せずとも成立可能。
3:科学はある現象と物質の関係を強固に主張することもあるが逆もまたあり得る。
注意:スクエア・エニックスを名乗る(おそらくは)詐欺メール
メールアドレスにスクエア・エニックスを名乗るメールが来た。アカウントがどうとか書いているが、自分はそこにアカウントを持っていない。テキストメールを偽装しているが実際にはhtmlメールでそこに記載されているアドレスと表面上のアドレスは異なる。"secure.square-enix.xom"ドメインを名乗っているが、実際には"sequre.square-enix.xom.XXXXX.com"(XXXXは伏せ字)ドメインだ。自称と転送先が異なるドメインと言うことはほぼ詐欺確定。
日本語は少し微妙だが不注意な人は気づかないだろう。機械翻訳にしてはよくできているが、よく見るとおそらくは中国系の詐欺業者と思われる節がある。
転送先は見ていないがアカウントとパスワードを入れさせて、ゲームのアカウントを乗っ取ってなにやらやるのだろう(最近のゲームアカウントでどういう違法行為や金儲けができるのかは不明)。読まれた方は注意されたし。
2014.2.13追記
当該メールをフィッシング対策協議会に送付した結果、フィッシングメールであることが確認された。この記事を読まれた方においては、これ以外にもいろいろあると予想されるので、知らないアドレスからのメールには十分注意されたし。