【夏休みこそ対話のチャンス①】 | 「えんげきハウス」

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子ども達により良い未来を

こんにちは。
20年以上の演劇人生を経て、今では幼児から高校生まで幅広い子ども達を対象に、演劇的手法を使ったワークショップのファシリテーターとして活動しています。まこちんですニコニコ

 

 

今回は我が家の子育てについて…照れ

 

 

我が家には8才のお兄ちゃんと6才の娘がいるのですが・・・

先日、『娘がママとの約束を守らない』というこんな出来事がありました。

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ママ「明日はママ、お仕事で家にいないから学童に行ってね」
娘「は~い」

翌日ひまわり

電話でのやり取り↓
娘(電話)「ママ、学童の人に渡す紙に『なし』のところにマル丸レッドしてたから、学童なしだと思って帰ってきた」

 

ママ(電話)「(怒った様子で)それは、お迎えがなしって印なのおーっ!だから今すぐ学童に行ってきて!!お兄ちゃんも行ってるから一緒に帰ってきてほしいのショック分かった?!」

 

娘(電話)「でも・・・ガーン

 

ママ(電話)「お兄ちゃんが心配するから行ってきて!!!!


娘は学校内の学童に向かいました。

 

ですが正門が閉まっていて、また家に帰ってきました。
※正門以外に裏にも出入りができる門があり、そこは常時開いています。娘もその門の事は知っています。

娘(電話)「門が閉まってたから、帰ってきた。」


ママ(電話)「ポーン裏の西門はあいてるでしょう?!確認した??」

 

娘(電話)「閉まってると思ったから確認してない」
ママ(電話)「ムキー絶対にあいてるから、行ってきなさい!!!!」

 

娘(電話)「えぇ~でも・・・アセアセ


ママの仕事が進まず・・・タラータラー

ママ(電話)「ん〜…チーンチーン分かった。じゃあ、宿題やってなさい!」

 

娘(電話)「ねぇ、公園行っていい??」


ママ(電話)「はぁ・・・ゲッソリ!!おかしいでしょ!?」


※ママは仕事を早くやらなくてはいけない状況

ママ(電話)「とにかく宿題やってからね・・・!!」

この後娘は、

家の電気を点けっぱなし。

宿題はやりっぱなし。

ランドセルは開きっぱなし。

家の鍵だけは締めていましたが、その他はだらしない状態で公園に遊びに行ってたのです。。。

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皆さんなら、この様な時お子さんとどう向き合いますか??


我が家では、必ず子どもの考えや気持ちを聴く為に質問を投げかけます。


子どもとの『対話』を目指すのです。

そして今回も、

「今、どんな気持ち?」

「ママの顔を見てどう思った??」

などなど質問をしました。

でも娘は「・・・・」ずっと黙ったままで答えてくれません。

実は娘のこの様な態度は今日に始まったことではありません。前々から、向き合ってお話しをしようとすると黙ってしまうのです。

彼女の中では怒られるという意識が働くみたいです。


だから、質問をしても私達親の顔色をうかがった様子で、正解を探るような返答をしますしょんぼり

これでは一向に対話にはなりません。

因みにお兄ちゃんの場合、質問したら素直に思っている事を答えてくれます。

これは男女の差なのか、1番目の子と2番目の子の差なのか・・・


本当に子育てはその子によって向き合い方が違うものですねぇうーん


それでも、今回はどうしてもしっかりと向き合って対話したかったので、今回の出来事を大きな模造紙に絵を描いたりして可視化したのです。

 

 

 

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すると、言葉でやり取りしてるだけの時よりも、聴きだしやすくなり娘も細かく状況をお話しするようになったのです!!


私が本当に聴きたかったのは、娘の本当の心の声なのです。。ほっこり

娘は色々と状況的なことばかり話していましたが・・・どうもそれが引っかかったのです。

 


嘘ではないにしても、もっと本当の理由みたいなのがあるんじゃないのかと・・・

結局、絵の描いた模造紙を見ながら
「この時はどういう気持ちだったの?」
など質問していくと、色々と理由づけはしたものの、友達と公園で遊びたかったのです。

私は娘に
「学童に行かなかった事よりも、どうして最初の段階で素直に気持ちを伝えてくれなかったのかなぁ…それが悲しい。」
と伝えました。

気持ちを伝えてくれたら、もっと違った風に展開したかもしれないのに・・・
状況的理由だけを伝えて、自分の気持ちを伝えず親を納得させようとしたことが、悲しかったのです。
 
シッカリとした信頼関係が築けていないのかなぁと反省させられました。

でも、今回出来事を可視化した事の収穫は大きかったですグッ



上差し可視化繋がりでもう一つ言うと、
幼稚園での《えんげきEC》でも可視化として、教室内のお約束を模造紙にかいたところ、子ども達の反応がとてもよかったので可視化は、対話の一つの方法として最適でした。
 
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対話に苦労されているご家庭は是非お試し下さい。



注意注意しなければならないのは、対話中の質問は答えを決めつけてしてはいけないということです!!
なぜなら、対話ではなく取り調べのようになり、誘導尋問みたいな現象になってしまうからです。!