【夏休みこそ対話のチャンス②】 | 「えんげきハウス」

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子ども達により良い未来を

こんにちは。


20年以上の演劇人生を経て、今では幼児から高校生まで幅広い子ども達を対象に、演劇的手法を使ったワークショップのファシリテーターとして活動しています。
まこちんです。

前回は、我が家の娘との対話の工夫についてお話しいたしましたが、参考になりましたでしょうか??


今回はタイトルにもある「夏休みこそ対話のチャンス」の訳をお話しいたします。

皆さんはこの夏休みに、お子さんとご一緒に遊びに行かれるご計画はたてられましたか?


我が家は実家の大阪に帰省し、日本三大祭りの天神祭を満喫する事になっておりますキラキラ


きっと子ども達に、夜店で「あれ買って」「これやりたい」とか言われるんでしょうねぇ。私はそんな事も今から楽しみです。

家族で楽しい時を共有できるのが最高ですよねニコニコ

そして対話を目指す時、「共有」があったほうが絶対に対話しやすいんです!!


焼きトウモロコシ売ってたお兄さん、イケメンだったよね。

と、子どもに投げかけられた時、その場その時の状況を共有していなかったら会話が2、3段飛び越えた言葉に聞こえます。

でも共有していたら

「元気よくて、感じ良かったよね。あぁいう感じの人をカッコイイと思うんだね?」
という返しも出来ます。

目に見える情報を確認し、共有しながら、心の声を出しあえるというわけなのです。


この様な共有を家族で沢山、濃く出来るのは、やはり大型長期休みの《夏休みやしの木》!!!


とはいえ、いつもは平日に学校に行っている子供がこの期間は家にいるわけで・・・滝汗

 

この期間はお父さんも、お母さんもお休みぃ~という訳にもいきません。。。


「お昼ご飯をちゃんと用意しないと」とか「どこか遊びに連れて行かなきゃ」とか「ちゃんと勉強してるのか」とか色々と気にかかる事が増えますよね。

面倒くさい感じにも思えますが・・・


全てを子どもと共有できる時間と思って、自分も楽しめるように切り替えてみてはどうでしょう!?


特別な旅行などをしなくても、一緒にご飯を作るとか、ラジオ体操に一緒に参加するとか、買い物に一緒に行くとか・・・

上手くいけば、一つ一つの作業が分担制になって楽になる可能性もあります。

とにかく《お子さんと時間を共有し、様々な角度からお子さんと向き合い、違った側面があればそれも受け入れる

夏休みはそういった意味で親子の心の距離を近づけてくれます。

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また、家族で共有した事を対話する。この習慣が入試対策にもなってくるんです!!!!


ベネッセから下記のような記事も出ておりますのでチェックしてみて下さい。


■入試のスタイル、入試問題の変化

これまで、中学入試といえば国語・算数の2教科か国算理社の4教科で、塾などに通って勉強する受験生が大部分でした。しかし、大学入試が思考力や表現力、判断力を重視する方向に変わってきたのを受けて、教科の枠を超え、様々なスタイルの入試を行う私立中高一貫校が増えてきました。適性検査型、思考力テスト、英語表現力入試、プレゼンテーション入試など名称も様々です。
その背景には、4教科の受験勉強をしっかり行ってきた子だけでなく、ずっとお稽古事やスポーツをやってきた子、英会話スクールに通っていた子など、様々な子どもに門戸を開こうという学校側の考え方があります。また、このような入試を行うことで、その学校が大学入試改革を見据えているというアピールにもなります。

入試問題そのものも変わってきています。
たとえば慶応湘南藤沢の国語では、「じゃんけん」を知らない人に、じゃんけんのやり方やルールを説明する文章を180字以内で書かせる問題が出題されました。また、かえつ有明の思考力入試では、病院の診察順が、電車の指定席や飛行機のファーストクラスのように、整理券の購入金額によって決まるとしたらどのような問題が生じるか、自分の考えを書かせる問題が出題されています。
このような問題は、ふだんから様々なことを考え、自分の考えを相手に伝える訓練ができていないと太刀打ちできません。机の上での学習だけでなく、日常生活の中で気づいたことをご家族と話し合う習慣が大切だと思います。

学校選び・受験生活の送り方 『ベネッセ進学フェア2017』から引用
http://benesse.jp/juken/201707/20170705-1.html





皆さま、楽しい有意義な夏休みをお過ごしくださいませルンルン